Oppo Reno11 AとMoto G64ではGPU性能に大きな差! ベンチマーク・スペック比較

本日正式発表されたOppoの新型ミッドレンジモデル「Oppo Reno11 A」とMototolraの新型モデル「Moto G64」。

発売日もReno11 Aが27日、Moto G64が28日と1日違いで国内SIMフリー市場では今夏のライバル機種となりそうな雰囲気です。

一方、価格という面では両モデルの間には結構な違いがあり、公式ストアでの価格はOppo Reno11 Aが48,800円、Moto G64は34,800円と1.4万円の価格差があります。

というわけで、今回は両モデルのスペック比較およびベンチマーク上での性能比較を行ってみたいと思います。

Oppo Reno11 Aとmoto g64 5Gのスペック・性能比較

まずはスペック比較から:

Oppo Reno11 Amoto g64 5G
サイズ(幅×高さ×厚さ)約75(W)x162(H)x7.6(D) (mm)※最薄部約73.82(W)x161.56(H)x7.99(D) (mm)※最薄部
重さ約177g約177g
カラー●ダークグリーン●コーラルパープル●スペースブラック●シルバーブルー
対応OSColorOS 14(based on Android™ 14)Android™ 14
CPUMediaTek Dimensity 7050MediaTek Dimensity 7025
メモリRAM:8GB / ROM:128GB / microSDXC™ 最大2TB(別売)RAM:8GB / ROM:128GB / microSD 最大1TB
バッテリー5000mAh急速充電対応67W SUPERVOOC™5000mAh急速充電対応30W TurboPower™ チャージ対応
ディスプレイ約6.7インチ2,412×1,080(フルHD+)、リフレッシュレート120Hz約6.5インチ2,400×1,080 (FHD+) 20:9、リフレッシュレート 120Hz
eSIM対応対応
カメラアウトカメラ:6400万画素(アウトカメラ:約6,400万画素 広角 (F値1.7) +800万画素 超広角(F値2.2)+約200万画素 マクロ (F値2.4))
インカメラ:3200万画素(インカメラ:約3,200万画素(F値2.4))
アウトカメラ:5000万画素(アウトカメラ:5000万画素メイン OIS (f/1.8 )PDAF+200万画素マクロ(f/2.4) LEDフラッシュ)
インカメラ:1600万画素(インカメラ:1600万画素(f/2.4))
Wi-FiIEEE 802.11 a/b/g/n/ac/ax(周波数帯域:2.4GHz/5GHz)Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz / 5GHz)
Bluetooth®Bluetooth® 5.2with BLEBluetooth® 5.3

基本的には近い仕様ですが、主な違いとしては充電速度やカメラの数、そして搭載チップセットといったところでしょうか。

そして気になるのはReno11 Aに搭載のDimensity 7050と、moto g64に搭載のDimensity 7025の性能の違い。

Oppo Reno11 Aとmoto g64 5Gのベンチマークスコア比較

Oppo Reno11 AのGeekbenchベンチマークスコアはまだ発見されていませんが、同モデルは海外では発売済みのReno11 Fと基本的には同一スペックのリブランドモデル。よって、このReno11 Fとmoto g64のスペックを比べると:

基本的にベンチマークスコアに有意な差はみられず、少なくともOppo Reno11 Aとmoto g64ではCPUベンチマーク上の性能差はほとんどないとみてよさそう。

ちなみにこのDimensity 7050とDimensity 7025はCPUコアの構成は同一で、クロックスピードもDimensity 7050のパフォーマンスコアのスピードが0.1GHz速いだけ。


よって、CPUベンチマークスコアでほとんど性能差が出ないのはある意味当然とも言えます。。

ところが…

Oppo Reno11 Aとmoto g64 5GではGPU性能に大きな差

性能的には近いと思われた2つのチップセットですが、GPU性能に関しては相当な差があることが判明しました。

以下はGPU性能を計測するGeekbench Computeの比較:

なんと、GPUベンチマークスコアでは10倍以上のスコア差がでています。

さすがにこれ何らかの計測ミスも疑ったのですが、nanoreview.netの両チップセットのantutuベンチマークスコア比較を見ても:

CPUスコアにはほとんど差はありませんが、やはりGPUスコアについては約2倍の差がでています。

ちなみに、Dimensity 7050のGPUはMali-G68 MP4でDimensity 7025はIMG BXM-8-256。この違いが今回のGPU性能の差となっている模様です。

Oppo Reno11 Aとmoto g64 5Gの1.4万円の価格差はGPU性能差

ベンチマークスコアはあくまで実性能の一つの目安でしかありませんが、GPU性能がこれだけ違うとさすがに動作の滑らかさ、特にちょっとしたゲームなどをした際の差は明らかではないかと思われます。

1.4万円の価格差の理由はGPU性能差、と言ってもよさそうです。

AndroidスマホのベンチマークスコアMotorola/motoOppo
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