Xperia Z5 Premiumから8世代続いてきた4K解像度ディスプレイを廃止、2K+ダウングレードされることが確実となっているソニーの最新フラッグシップ「Xperia 1 VI」。
今回、ソニーがこの最新プレミアムフラッグシップで4Kディスプレイを廃止する理由に関して、興味深い情報が見つかりました。
Xperia 1 VIは4Kスクリーン廃止の代わりにLTPO採用?
RedditユーザーがWeibo上からの情報として共有していたもの:
ソニーが21:9ディスプレイを廃止した理由は知らない。
ただ、4Kディスプレイを廃止したのはコスト面でのLPTOとのトレードオフだったからだ。
LTPOは、有機ELや液晶のディスプレイを駆動する技術の一つで、省電力で画面の書き換えができリフレッシュレートを下げることができる技術。
LTPO対応ディスプレイは最近のフラッグシップの大半に採用されていますが、ソニーのXperiaで実装された例はまだありません。
ちなみに先週リークされたXperia 1 VIの仕様に関する情報には同モデルのディスプレイが1Hz~120Hzの可変リフレッシュレートに対応するとあり、これは事実上、LTPOディスプレイの採用を意味しています。
また、同モデルのディスプレイはBRAVIAエンジンを搭載し、最大輝度も前モデルの1.5倍になると言われています。
確かにただでさ「特注」と言われていきたこれまでのXperia 1シリーズ向けの4Kディスプレイ。
4K解像度だけでなく、さらにLTPO対応のディスプレイパネル、となるとコストも一気に跳ね上がりそうです。
一方、歴代のXperia 1シリーズは「画面の暗さ」が共通の欠点として指摘されており、これは電力消費の多い4Kディスプレイがゆえに、消費を抑えるために最大輝度を下げているためともいわれています。
一方、もしXperia 1 VIが実際にLTPSを採用するだけでなく画面解像度も下がる、ということはダブルでバッテリー持ちが向上するということに。
つまりこれは言い換えればディスプレイ輝度あるいはバッテリー持ちと画面解像度のトレードオフとも言えそうです。
もともと近年では1シリーズを除いてバッテリー持ちの良さで定評のあるXperia。
そういった意味で今回のXperia 1 VIはフラッグシップモデルでもトップクラスのバッテリー持ちとなる可能性もありそうですね。
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