ドコモ、au、ソフトバンクの2023年春夏新作モデル。
米国のFCC認証の通過情報から判断するに、ハイエンドモデルの関してはすでにXperia 1 Vがこれら3キャリアから、そしてGalaxy S23/S23 Ultraはドコモとauからリリースされることが確実となっています。
そして今回、これらの「キャリア版ハイエンドモデル」において、ちょっとした「進化」があることが判明しました。
以下は国内キャリア版(どのキャリアかは断定できません)のXperia 1 VのFCC認証通過資料の一部。
そして以下は少し前にFCC認証を通過していたGalaxy S23 Ultra (ドコモおよびau版)の米国における認証取得バンド一覧。
ご覧のようにいずれのモデルもn5およびn41に対応しており、これらは日本では使われていない5G周波数で、米国内で利用可能なバンドです。
つまり、2023年春夏モデルとして展開される国内のハイエンドキャリア版モデルは海外での5G通信にも対応する、ということになります。
ちなみに、昨年のXperia 1 IVやGalaxy S23シリーズの国内キャリア版は海外での5G通信には非対応で、FCC認証にも5Gバンドでの認証は取得していません。
また、国内販売されているモデルでも、iPhoneやPixelはすでに海外での5Gローミングには対応しています。
ただ、国内キャリア版のAndroidスマートフォンではこれらの機種が初めて海外5Gローミングに対応ということになります。
なお、今回の情報はあくまで米国内での5Gローミングですが、おそらく他の国・地域でもこれらの国内ハイエンドモデルは5Gローミングが可能になるものと思われます。
これ、あくまで海外で使用する際の話なので、大半の方にはあまり意味のないことかもしれません。
ただ、一部のキャリアの海外ローミングサービスを頻繁に海外旅行や出張をする方にとってはこれは結構地味に大きな進化、と言えそうです。
コメント
>ドコモ、au、ソフトバンクの2023年春夏新作モデル。
>米国のFCC認証の通過情報から判断するに、ハイエンドモデルの関してはすでにXperia 1 Vがこれら3キャリアから、そしてGalaxy S22/S22 Ultraはドコモとauからリリースされることが確実となっています。
ここのGalaxy S22/S22 Ultraは誤表記