4月6日に国内向けモデルが発表されるGalaxy S23シリーズ。
これまでの認証通過情報からS23はドコモ、au、楽天モバイルから。そしてS23 Ultraはドコモとauが取り扱うことが確定しています。
そして今回、ドコモ版およびau版のGalaxy S23シリーズがスマホのデータサイト、PHONEDBに登場しました。
ドコモ版のGalaxy S23がSC-51D、au版がSCG19となっており、認証通過情報での型番と完全一致。
ただ、注目すべきはそのストレージ容量で、いずれのモデルも「128GB」となっています。
昨年のGalaxy S22のキャリア版は256GBストレージ搭載だったので、この部分に関していえば退化、ということに。
ただ、今回のS23では、単にストレージ容量が少ないというだけではありません。
というのも、Galaxy S23では基本、最新ストレージ規格のUFS4.0が採用されていますが、128GBモデル「だけ」は一世代前のUFS3.1を搭載。
これはサムスンがUFS4.1では256GB以上のフラッシュメモリしか生産していないため、と言われており、今回のスペック情報でも確認ができます。
このストレージ規格が使用感にどの程度の違いを生むのかは不明ですが、スペック上ではUFS4.0はUFS3.1よりもデータ転送速度で2倍、電量効率は46%も向上していると言われています。
つまり、国内キャリア版のGalaxy S23シリーズはストレージ容量だけでなく、実使用での性能面でも海外モデルと比べて「劣化版」ということに。
なお、同時に上位モデル、Galaxy S23 Ultraの情報も同サイト上に掲載されており、こちらはドコモ版もau版も256GBモデルで、同モデルの最小ストレージではありますが、「劣化版」ではありません。
ただ、このPHONEDBはあくまで非公式なサイトで、かなり稀ではありますが情報が間違っていることも。
よって、可能性は相当低いですが、今回の128GBの記述についても誤記であることを祈りましょう。
また、まだ同サイトに登場していない楽天モバイル版のGalaxy S23ですが、過去の例からして、同キャリア版のみが256GB以上のストレージを搭載する、という可能性はかなり低いと思われます。
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