2020年にスマートフォン事業から撤退した韓国のLG。
同社最後のフラッグシップモデル、LG V60 ThinkQに対してAndroid 13アップデートの提供が開始された模様です。
同モデルは2020年にAndroid 10を搭載してリリースされた機種で、Android 11、Android 12、Android 13と合計3回のOSアップデートが提供、ということになります。
ちなみにLGは2020年ごろにハイエンドモデルに対しては3回のOSアップデート提供を約束。
つまり、同社はスマホ事業撤退後もその約束を果たした、ということになります。
一方、LG V60 ThinQ 5Gは国内ではドコモとソフトバンクも取り扱っていましたが、ドコモが昨年発表したAndroid 13アップデート対象機種リストの中にこのモデルは入っていません。
よって、このアップデートは海外版モデルのみが対象、ということになり、国内版が対象にならない原因がLGにあるのかキャリアにあるのかは不明です。
ちなみにこのモデルはXperiaでいうとXperia 1 II/5 IIと同世代ですが、これらのモデルにはAndroid 13アップデートは提供されません。
約束なので当たり前、と言えばそれまでですが、スマホ事業を撤退したメーカーのモデルがOSアップデート・サポートを受けているのに対し、まだスマホを出し続けている国内メーカーの機種がアップデート対象外、となるのは少しやるせない気もします。
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