クアルコムの最新ハイエンド向けチップセット、と言えばSnapdragon 8 Gen2。
すでに海外では搭載モデルが複数リリースされており、国内でも同チップ搭載モデルとしてXperia 1 VやGalaxy S23/S23 Ultraなどがリリースされることは確実です。
そんな中、このスナドラSD8Gen2の次世代および2世代先のチップセットとなる「Snapdragon 8 Gen3」および「Snapdragon 8 Gen4」に関する情報が出てきました。
まず、来年のXperia 1 VIやGalaxy S24シリーズなどに搭載されることとなる、Snapdragon 8 Gen 3は、Geekbenchのベンチマークテストにおいて、マルチコアで約6,500点、シングルコアで約1,800点のスコアになるとのこと。
また、このチップセットはTSMCのクラスノード「N4P」で生産されるとのことです。
SD8Gen2のGeekbenchスコアは1800/5000前後なので、SD8Gen3はシングルコアの性能進化はほとんどなさそうですが、マルチコアに関しては3割の性能アップ、ということに。
一方、順当にいけばXperia 1 VIIや5 VII、Galaxy S25シリーズといった2025年リリースのフラッグシップモデルに搭載されることとなるSnapdragon 8 Gen4についてはシングルコアが2070ポイント、マルチ子は9100ポイントにも達するとのこと。
マルチコア性能ではこれSD8Gen2からは2倍近く、SD8Gen3からも1.5倍近くということになり、今回のSD8Gen1→SD8Gen2なみの性能アップと言えそうです。
Snapdragon 8 Gen3の情報ですら最近少しリークされ始めたという所で、その次世代チップセットの情報がでてくる、というのは少し不自然な感じはしますが、ベンチマーク性能に関してはあり得ない数値ではないと思われます。
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