本日国内市場向けに発表されたシャオミの新型スマートフォン、Redmi 12C。
MediatekのHelio G85を搭載で価格は3GB+64GBモデルが1万9800円、4GB+128GBモデルが2万3800円とかなり低めに抑えられており、シャオミ公式サイトやAmazon.co.jp、楽天市場、家電量販店、IIJmioやOCNなどのMVNOで購入可能です。
しかしこのRedmi 12C、少し調べてみると相対的には決して「安くない」機種であることが判明しました。
Redmi 12C vs Redmi Note 11の性能比較
例えば、同じRedmiブランドの機種では昨年リリースのRedmi Note 11が良い比較対象。
同モデルはamazonやIIjmioなどで2万円程度で販売されており、古めのミッドレンジ向けチップセット、Snapdragon 680を搭載しています。
そしてその「スナドラ680」の性能はというと:
Geekbenchベンチマークでのマルチコアで見るとSD680の性能はHelio G85を3割近く上まわっています。
また、ここには載っていませんが、Helio G85の性能は昨年のエントリーモデル向けチップセット、Snapdragon 480にも大きく劣っています。
つまり、同じRedmiのほぼ同価格の機種と比較してもRedmi 12Cの性能はかなり低く、割高ということになります。
よって、Xiaomi/Redmi製品が欲しい、という方であっても、単純にベンチマーク上の性能だけで見るのであればこのRedmi 12Cは避けた方が良さそうです。
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