Galaxy S23シリーズ、最も進化したのは「無印版」 放熱性能大幅アップ?

昨日サムスンが正式発表をしたSnapdragon 8 Gen2搭載の最新フラッグシップ、Galaxy S23、S23+、S23 Ultra。

国内では無印のS23とS23 Ultraのドコモとauでの取り扱いが確定。
おそらく2023年春モデルとして4月頃に発売となることが予想されています。

そんなGalaxy S23シリーズですが、今回、公式スペック上には載っていない興味深い進化点が明らかになりました。

有名リーカーのIce universe氏がTwitter上に投稿していたもので、Galaxy S22シリーズとGalasy S23シリーズの両シリーズの放熱機構を比較したもの。

まず一目で分かるのはS23シリーズすべてのモデルでベイパーチャンバーが前モデルと比べてかなり大きくなっている、という点。

一方、前モデルのS22シリーズでは無印のS22のみがグラファイト製の熱拡散プレートだったのに対し、S23シリーズでは無印モデルでもベイパーチャンバーが採用されています。

そのためか、Galaxy S22は同一チップを搭載しているのにもかかわらず、S22+やS22 Ultraと比べてベンチマーク性能が低いという結果が出ていました。

これについては同モデルのみがグラファイト・シートを使っているため放熱性能が低く、その結果、チップセットに頻繁にスロットリングが発動されるため、とも指摘されていました。

一方、今回のS23では他の2モデルと同じベイパーチャンバーを搭載しているので、前シリーズのような機種間での性能差はなくなりそう。

そういった意味で、今回のS23シリーズで最も大きく進化したのは無印のS23とも言えそうです。

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