ソニーのスマホ用カメラセンサー事業、iPhone 14シリーズのお陰で収益増 シェアも拡大

スマートフォンのグローバル年間出荷台数が11%近く減少した2022年。

リサーチ会社、Counterpointの最新の調査によると、マーケット全体の縮小を受け、同年のスマートフォン向けイメージセンサーも10%ほど減少した模様したようです。

ただ、今回の調査によるとソニー製のイメージセンサーに関してはかなり好調だった模様です。

ソニー、iPhone 14シリーズのカメラセンサーアップグレードで収益増

同社によると、まず、2022年はスマホ自体の需要減に加え、深度センシングやマクロレンズ用途の低画素カメラの採用が減少、マルチカメラのトレンドが減速したとのこと

また。関連する CIS(CMOS イメージセンサー)の売上も縮小期に入り、特に8MP以下のセンサーについては供給過多の状況を解消するために大幅な在庫調整が行われた模様です。

一方、ソニーのモバイルCISの収益の半分を占めているAppleが、iPhone 14シリーズでカメラのスペックをさらに向上させたため、ソニーは前年比の売り上げ増を達成することができたとのことです。

ご覧のように、iPhone 14 Pro/Pro Maxはフロントカメラも含めた5つのセンサーのうち3つをアップグレード
また、iPhone 14/14 Plusもリアのメインカメラとフロントカメラをアップグレードしており、すべてのモデルで大幅なカメラセンサー・アップグレードしたことが分かります。

そしてこのアップグレードのおかげで、ソニーは2022年後半に1台あたり6ドル以上、約3億ドルの売上を上乗せしたと推定されています。

ソニー、スマホ向けカメラセンサーのシェアも拡大

また、今回の調査によるとソニー製スマホ向けカメラセンサーのシェアは54%で、前年から5%もシェアを拡大。


一方、シェア2位のサムスン製センサーについては昨年から1%シェアを落としたとのことです。

アンドロイド陣営では、サムスンLSIもカメラ強化の流れの恩恵を受け、プロダクトミックスを改善し、

なお、同社によると、2023年も市場統合は続き、サムスンの200MPセンサーの新ラインナップと、ソニーの注目のIMX989などの大面積50MPセンサーが、プレミアムカメラデザインの勝敗を競うことになると予想しています。

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