ソニーモバイルの最新フラッグシップモデル、Xperia 5 IV。
国内ではXperia 1 IVと比べると比較的評判も良い一方で、メモリリークが原因とされるバックグランド・アプリの強制終了や、いくつかの不具合報告が増えてきているのも事実。
一方で、国内ではこのXperia 5 IVのSIMフリー版のリリース待ち、という方も結構いる模様。
例年通りのパターンであれば来年の春ごろにリリースされることになると思われますが、まだ正式には発売予定の有無自体も確認されていません。
そんな中、この国内向けSIMフリー版のXperia 5 IVと思われる「アップグレード」された機種のベンチマークスコアが発見された模様です。
国内向けXperia 5 IVのSIMフリーモデルはSnapdragon 8+ Gen1、12GB RAMにアップグレード?
Weiboユーザーが同プラットフォーム上に投稿していたもの。
日本向けにはSnapdragon 8+ Gen1搭載のXperia 5 IVがある?との内容で、以下は一緒に投稿されていたGeekbenchのものと思われるスクリーンショット。
「Sony XQ-CQ44o」とあり、「SX-CQ44」はすでに楽天モバイル版のXperia 5 IVの型番として確認されています。「o」の意味は不明ですが、ひょっとして「Open Market」の「o」でしょうか。
興味深いのはCPUの動作周波数で、通常のSnapdagon 8 Gen1のプライマリコアの動作周波数は3.00 GHzですが、今回のものは3.19 GHzとなっています。
そして、これはSD8Gen1のアップグレード版、Snapdragon 8+ Gen1のものと一致しており、今回のベンチマークが本物であれば、国内向けのSIMフリー版Xperia 5 IVではチップセットがSnapdragn 8+ Gen1にアップグレードされる可能性がある、ということに。
ちなみにSnapdragon 8+ Gen1搭載機種は国内でもASUS Zenfone 9やXiaomi 12T Proといった機種がリリースされていますが、そのベンチマーク上での性能は無印のSD8Gen1と比べて2割ほど向上、ほぼ1世代分の性能差があるとも言われています。
また、今回のXperia 5 IVと思われる機種はさらに搭載メモリも現在の8GB RAM→12GB RAMにアップグレードされています。
うーん、ただどうなんでしょう。
お伝えしておいてこんなことを言うのも何なのですが、正直、現在のソニーが同一機種でチップセットをアップグレードされせたモデルを展開、というのはかなり現実味のない怪しい情報という気もします。
ただ、先の情報ではSnapdragon 8 Gen1の生産自体がすでに終了しており、Xperia 1 IVと5 IVのSoCが低周波数版SD8+Gen1に変更、あるいは生産終了間近との噂もあり、これとの関連性も気になるところです。
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