先日、イーロン・マスク氏による買収が完了したTwitter。
従業員の大量解雇など、次々と経営部分にメスを入れているマスク氏ですが、同氏が改革を進めているのはコンテンツ面も同様。
「言論絶対主義者」とも言われる同氏は、ユーザーアンケートの結果、2021年以降凍結されていたドナルド・トランプ前大統領のアカウントを復活するなど、「言論の自由」を最重要視する姿勢も見せています。
そんな中、マスク氏がまたTwitter上で興味深い発言をしたようです。
米国の著名政治評論家、Liz Wheeler氏が:
もしAppleとGoogleがアプリストアからTwitterを追放したら、マスク氏は自分のスマートフォンを作るべき。国民の半数は、偏った、嗅ぎまわるiPhoneとAndroidを喜んで捨てるでしょう。
火星へのロケットを作った男なんだから、小さなスマートフォンなんて簡単なはずでしょう?
これに対すリプに:
そうならないことを祈りますが、そうですね、他に選択肢がないのであれば、代替のスマホを作ることになります。
そもそもなぜこういう会話になったのかというと、先述のようにマスク氏はTwitterのCEOとなって以降、「言論の自由」を非常に重要視しており、要はその自由過ぎるコンテンツによってTwittetアプリふがAppストアやGoogle Playストアなどのコンテンツポリシーに抵触する可能性がある、ということ。
そしてもしそうなった場合、マスク氏はiOSでもAndroidでもない第三のOS、エコシステムでのスマートフォンを展開する、という事だと思われます。
ちなみにこれまでアップルのiOS/iPhoneやGoogleのAndroidに代わる第三のOSを目指した例はいくつかありますが、いずれも上手くはいっていません。
ただ、まさにこの「火星へのロケットを作った男」ならば、ひょっとするとAppleやGoogleに対応できるような、新たなスマートフォンのエコシステムを作り上げることも可能なのかもしれませんね。
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