シャープの最新ミッドレンジモデル、AQUOS sense7。
先行発売されていたキャリア版に続き、昨日からSIMフリー版も発売されました。
おそらくIIJmioなどの魅力的な割引価格などもあり、おそらく今後じわじわと今冬から来春にかけて国内市場での「主力モデル」としてシェアを広げていくと思われます。
一方、今回のAQUOS sense7は今年中版にリリースされたAQUOS sense wish2やsense6sと同じチップセット、Snapdragon 695 5Gを搭載しており、同チップについては「進化不足」と感じているユーザーもある程度いるように感じます。
ネット上の声を拾っていると、AQUOS sense4やsense3あたりからの乗り換えユーザーが多いという印象ですが、中にはsense2など、かなり古い世代のモデルからの乗り換えも結構いるように思えます。
というわけで今回はこのSD695搭載のAQUOS sense7のベンチマーク性能を初代AQUOS senseから前モデルのsense6までと比べてみたいと思います。
初代AQUOS sense〜sense7まで、歴代enseシリーズのベンチマークスコア推移
搭載チップセット | シングルコア 平均 | マルチコア 平均 | |
AQUOS sense7 | SD695 | 661 | 1911 |
AQUOS sense6 | SD690 | 562 | 1591 |
AQUOS sense5G | SD690 | 558 | 1589 |
AQUOS sense4 | SD720G | 537 | 1577 |
AQUOS sense3 | SD630 | 172 | 801 |
AQUOS sense2 | SD450 | 149 | 713 |
AQUOS sense | SD430 | 123 | 496 |
ご覧のように、sense7のベンチマーク上の性能はSD690搭載のsense6やsense5Gと比べると2割弱の性能アップ、といったところ。
また、3世代前のSD720G搭載のsense4と比べても、ベンチマーク上の性能ではそれほど大きな進化はありません。
ただ、SD630搭載のAQUOS sense3と比べると、性能差は歴然。
AQUOS sense7のシングルコアベンチマークスコアは4倍近く、マルチコアでも2倍以上になっています。
ベンチマークスコアは必ずしも実使用での動作スピードを表すものではありませんが、さすがにこれだけのベンチマークスコアの違いがあると、実使用でもかなり大きな性能差を感じると思われます。
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