Android 13アプデ後のXperia 1 IVは「耐熱性」が向上?スロットリングがマイルドになったとの報告

Xperia向けのAndroid 13アップデート。

今のところ対象機種は欧州や一部アジアの海外版のXperia 1 IVのみで、国内モデルには未提供です。

しかし今回、このAndroid 13アップデートによってSnapdragn 8 Gen1起因とも言われるXperia 1 IVや5 IVの発熱問題が大きく緩和される可能性がでてきました。

以下はRedditユーザーがAndroid 13アプデ後のXperia 1 IVに関するスレッドに投稿していたもの。

My Xperia 1 IV has not seen any improvement in best benchmark scores with the Android 13 update.
But perhaps because it is less prone to throttling, the score drop is not as significant as before when measuring benchmarks continuously.
It may have at least become more resistant to heat generation.

私のXperia 1 IVではAndroid 13アップデートによりベストなベンチマークスコアが向上したということはありません。
ただ、スロットリングがかかりにくくなったためか、ベンチマークを連続して計測してもスコアの低下が以前より大きくありません。
よって、少なくとも発熱には強くなったのかもしれません


そして以下がコメントと一緒に投稿されていたAndroid 12搭載時のXperia 1 IVとAndroid 13アップデート後のGeekbench?における5回連続計測時のスコア比較。

確かに1回目の測定結果ではAndroid 12とAndroid 13の差は僅差で、ほとんど誤差の範囲と言ったところです。

ただ。2回目以降はAndroid 12ではスコアが10%から最大で20%ほど下がっているのに対し、Android 13では最大でも5%ほどしかスコアが落ちておらず、これを見る限り、Android 12→Android 13でCPU性能がかなり安定した、と言えそう。

つまり、少なくともこのユーザーの場合、Android 13へアップデートをしたXperia 1 IVは発熱などをしていないベストな状態での性能はAndroid 12の時とほとんど変化はないものの、ベンチマークを連続で回した際の発熱によるCPUのスロットリングがマイルドになった、ということ。

一方、これが実際に発熱が少なくなった、という事なのか、それとも発熱してもスロットリングが発動しにくくなった、という事のかは不明ですが、いずれにせよ「熱(問題)に強くなった」とは言えそうです。

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