AQUOS sense7の性能は同じSD695搭載でもsense6sより若干高めで安定性も上

本日、ドコモ版のSH-53Cおよびau版のSHG10がリリースとなったシャープの最新ミッドレンジモデル、AQUOS sense7。

今年夏ごろにリリースされたAQUOS wish2やsense6sと同じSnapdragon 695を搭載ということで、この点については若干物足りなさを感じているユーザーも結構いるという印象です。

しかし今回、このAQUOS sense7はベンチマーク上での性能において同一チップ搭載のAQUOS機種よりも若干公正のであることが明らかになりました。

これはこれまでに見つかっているAQUSO sense7のGeekbenchにおけるベンチマークスコアで、平均するとシングルコアが667ポイント、マルチコアが1898ポイントとなっています。

一方、以下は同じSD695を搭載したAQUOS sense6のアップグレードモデル、AQUOS sense6sのベンチマークスコア。

こちらは大量に計測結果があるので、期近50回分の結果を集計すると、シングルコアの平均は661ポイント、マルチコアの平均は1764ポイント。

シングルコアのスコアに大差はありませんが、マルチコアではAQUOS sense7のスコアの方が8%ほど高くなっており、これは同一チップ搭載機種の差としては結構大きいと言えます。

また、AQUOS sense7のスコアはまだ数が少ないですが、マルチコアのスコアは1800~1900台で安定しているのに対し、AQUOS sense6sでは1400~1500台までスコアが落ちることがあるのが分かります。

よって、まだ暫定的な観測ではありますが、AQUOS sense7はsense6sと比べてベンチマーク上での性能だけでなく、性能の安定性も高い、と言えそうです。

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