ドコモの売上ランキング、「Xperia」は好調も1 IVは1 II以下の売上で完全失速

ドコモが週次・月次で発表しているスマートフォンの週間・月間売上ランキング。

同ランキングの最新のものが発表され、ちょっとして異変が起きていることが明らかになりました。

Xperia 10 IVとXperia ACE IIIがトップ2を獲得しており、「Xperiaスマホ」自体は好調なことが伺えます。

が、肝心のフラッグシップモデル、Xperia 1 IVは圏外になっており、その代わりに5位にランクインしているのが2年前のフラッグシップ、Xperia 1 II

Snapdragon 865搭載のXperia 1 IIはSD888搭載の1 IIIやSD8Gen1搭載の1 IVと比べて発熱問題が少なく安定している、という評価が定着しており、そのため、いまだに1 IIIや1 IVよりもこの1 IIを好んで買う、というユーザーも結構多いという印象。

「ハイエンドの売れない時代」なので、フラッグシップよりもミッドレンジが売れる、という傾向はどのメーカーも同じだとは思います。

ただ、それにしても最新Xperiaフラッグシップの売上が2世代前のモデルに売り上げで劣る、というのは前代未聞のような気がします。

いつからこうなっているのかは判然としませんが、少なくともXperia 1 IVは6月の発売2週目の時点でXperia 5 IIIより売り上げが少なくなっていたことは事実。

Galaxy S22シリーズやAQUOS R7といった機種も軒並み圏外なので、少なくともドコモでは今夏モデルのハイエンドモデルは相当売れ行きが悪い、とみて良いと思います。

ソース:docomo

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