クアルコムが本日発表した最新チップセット、Snapdragon 8+ Gen1。
製造委託先が無印のSnapdragon 8 Gen1のサムスンからTSMCとなり、単なるアップグレード版というだけでなく、チップセットの「質」の向上も期待されているという印象です。
そんなSnapdragon 8+ Gen1ですが、今回、GSMArenaがテスト用のリファレンス機を入手した模様で、さっそくそのレビュー記事を掲載していました。
まずはGeekbench 5におけるベンチマークスコア:
このSnapdragon 8+ Gen1、無印のSnapdragon 8 Gen1と比較してシングルコアで7%、マルチコアで14%ほど高いスコアとなっています。
また、マルチコアのスコアは約4200ポイントとなっており、これはMediatekのDimensity 9000と同レベル、あるいはそれ以上だと思います。
そして以下はAntutuベンチマークスコア:
スコアはなんと112万ポイント!
無印のSD8 Gen1搭載機でも100万ポイント越えは度々見かけますが、110万超え、というのはおそらく過去にはなかったと思います。
これはおそらくクアルコムが用意したリファレンス機なので、同チップセットを搭載して一般販売される機種でも同様の性能が維持されるのかは不明です。
ただ、過去のSnapdragonチップセットではリファレンス機と各メーカーの販売する機種とでそれほど大きな性能差は生じなかったと記憶しています。
ソース:GSMArena
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