次期Xperiaも「Plus」は断念?Snapdragon 8 Gen1+は極端な需給ひっ迫で複数メーカー計画変更

ソニーの新型Xperia、と言えば明日正式発表のXperia 1 IVが話題の中心。

同モデルについてはほぼ100%、レギュラーのSnapdragon 8 Gen1が搭載されることが確定していますが、今回、その他のXperiaフラッグシップの搭載チップに関するものと思われる興味部外情報がでてきました。

ものとソースは韓国語のもので、Google検索をかけたところ、おそらくこちらの情報が元になっていると思われます。

これ、要は、Snapdragon 8 Gen PlusことSM8475が需要過多のため、中国の3社および韓国の1社(これはサムスンで間違いないでしょう)が供給問題に直面。さらに、このうちの中国2社については「Plus」の搭載計画を変更し、レギュラー版のSD8GEN1にした、とのこと。

そしてこれに対し今回のWeiboユーザーが投稿していたのが「日本メーカーもです」という内容。

これはつまり、国内のいずれかのスマートフォンメーカーもSnapdragon 8 Gen1 Plus搭載モデルのリリースを予定してたものの、これをキャンセルした、もしくはレギュラー版にスイッチしたという事だと思います。

国内のスマホメーカー、というとソニー、FCNT(元・富士通)、Sharp、京セラということになりますが(Sharpは厳密には台湾メーカーですが)、シャープのAQUOSフラッグシップは基本的には年1モデルのはずで、同社は昨日すでにSD8Gen1搭載のAQUOS R7を発表済み。

また、京セラがハイエンドモデルを出す可能性というのはほぼ皆無で、FCNTについても年後半にハイエンドモデルを出す可能性はかなり低いと思われます。

となると、残るはソニーのXperia、ということになります。

少し前に、Xperia 5 IVについてはチップセットがSnapdragon 8 Gen1 Plusになる、という噂も見かけましたが、採用を「断念」したのはこのモデルでしょうか。
それとも同社が年後半にリリースする可能性のある機種、新型Xperia Proという可能性も。

いずれにせよ、サムスン製のレギュラー版Snapdragon 8 Gen1は発熱問題を抱えていると言われており、発熱対策のされているTSMC製のSnapdragon 8 Gen1+を搭載したいと考えているメーカーは多そう。
となると、各メーカー間での争奪戦となりそうですね。

ソース:WeiboNAVER

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コメント

  1. ぺり夫 より:

    プラスを待って発売してください。高価なので、わざわざケチのついたチップで妥協して売る必要はXPERIAならないはず。しばらくは3が頑張ります。

  2. dft より:

    サムスンはSoC事業から撤退してください。
    どれだけ業界に迷惑をかけ続けるのか。