ソニーモバイルの新型Xperiaフラッグシップ、Xperia 1 IV。
機種名については「IV」が飛ばされ「V」になるといった噂や、新シリーズ名が採用されるといった噂もありますが、少なくともXperia 1 IIIの後継機としてすでにFCCも通過し、あとは「発表日の発表」を待つばかりといったところ。
また、少し前にはXperia 1 IVのヨーロッパ版と思われるモデルのGeekbenchmarkスコアが発見されました。
しかし今回、このXperia 1 IVのAntutuベンチマークスコアとされるスクリーンショットが発見されました。
以下はRedditユーザーがWeibo上で発見したものとして投稿していたもの。
「XQ-CT72」という型番は昨年11月に最初にECC認証の通過が確認されたモデルで、先日Geekbenchで発見された「XQ-CT54」がヨーロッパ版なのに対し、中国・アジア版のXperia 1 IVということになります。
そしてそのAntutuベンチマークスコアは約103万ポイント。
先日発見された「XQ-CT54」のGeekbenchのスコアははSD8Gen1搭載機としては平均的ですが、このAntutuスコアはSnapdragon 8 Gen1搭載機としてはかなり高めのスコアです。
フェイクという可能性も十分ありますが、もし本物だとして、Antutuの機種別スコアランキングにある他機種と比べても:
Xiaomi 12 ProやMotorola Edge 30 Proといった他のSD8Gen1搭載モデルと比べてもこのXperia 1 IVのものとされるスコアは5万ポイントほどスコアが高くなっています。
Antutuベンチマークで100万点超え、というのはDimensity 9000搭載機では度々か見かけますが、Snapdragon 8 Gen1搭載機ではかなり珍しいです。
となると、このXperia 1 IVに噂のTSMC製のSnapdragon 8 Gen1+を搭載という可能性はまだ残されているような気も。
ただ、このランキングからもわかるように、同じSD8Gen1搭載機でもOppo Find X5 ProやGalaxy S22シリーズのスコアは上位2モデルと比べると5万~6万ポイント低めのスコアとなっています。
その点から考えると、逆にXperia 1 IVはレギュラーのSD8Gen1搭載でも、これくらいのスコアが「たまたま」計測されるという可能性もあり、やはり現実的に考えてSD8Gen1+搭載に関しては期待薄、といったところでしょうか。
ソース:Weibo via Reddit
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