昨日(3月28日)、シャオミのミッドレンジモデル、Xiaomi Mi 11 Lite 5Gに対してファームウェアアップデートの提供が開始されました。
最新ファームウェアのバージョンは「13.0.2.0.SKIJPXM」。
同モデルには今月前半にAndroid 12ベースのメジャーOSアップデートMIUI13が提供されていますが、その後わずか2週間程度で新たなアップデート提供、ということになります。
今回のアップデート、名目上は「3月のセキュリティーアップデート」とあるだけで、その他の内容は不明。
ただ、MIUI13アップデート提供からわずか2週間でのアップデートというのはかなり珍しく、実際、ユーザーからはいくつかの不具合改善点などが報告されています。
Xiaomi Mi 11 Lite 5GではMIUI13アップデートでタッチ決済ができない(厳密には非接触型決済と接触型決済の自動切り替えができない)という不具合の報告があり、今回のアップデートではこれが改善されている模様。
また、MIUI13アップデート後に複数の報告が上がり、問題となっていた一部アプリで動作が重い、カクつくといった症状が緩和されたという報告もあります。
さらにAndroid 12から標準となっているスクロールの上下端で画面が「ぼよーん」と伸びるようなアニメーション効果「オーバースクロール効果」が以前ほど伸びなくなっている、といった報告も。
どの機種だったかは失念してしまったのですが、そういえば以前、Android 12アップデート後の動作のカクつきはこの「オーバースクロール効果」が一因で、これをオフにすることでカクつきもかなり改善する、といった報告を見かけました。
ひょっとするとXiaomi Mi 11 Lite 5Gで最新アップデート後に動きがスムーズになった、というのはこの「オーバースクロール効果」の調整によるもの、という可能性もありそうです。
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