ソニーモバイルの2022年フラッグシップ、Xperia 1 IV。
(相変わらずの)業界唯一の4Kディスプレイ搭載スマホとして5月発表、6月~7月のリリースが濃厚といった感じですが、詳細なスペックなどについてはまだ信頼性の高い情報に乏しい状態です。
そんな中、このXperia 1 IVのディスプレイおよび省電力に関する新機能について興味深い情報が見つかりました。
Reddit上のユーザーがWeiboで見つけた情報として投稿していたもの。
Android 12ファームウェアのソースコードからの情報によると、Xperia 1 IVでは省電力のための新機能として、スクリーンの4K/2K/FHD切り替えをマニュアルで行えるようになります
スマートフォンのディスプレイは当然、画面の表示解像度が高ければ高いほどバッテリーを消費します。
Xperia 1 IVではXperia 1シリーズ最大の弱点克服?
一方で、ご存知のように、Xperia 1シリーズ(厳密にはXperia Z5 Premiumからですが)の4Kディスプレイはこれまで、アプリやコンテンツによって4K表示と2K/FHD表示が自動で切り替わる仕様になっており、端末全体の設定として表示解像度を手動で設定することはできません。
ただ、今回の情報によると、Xperia 1 IVではこの画面解像度を4Kと2K、そしてFHDまでも?選択することが可能になるということに。
4Kディスプレイ搭載のXperia 1シリーズは初代から既存最新のXperia 1 IIIに至るまで、同世代のライバル機種と比べるとバッテリー持ち評価は常にかなり低めで、これが一つの大きな欠点となっていました。
一方で、FHD+ディスプレイ、そしてXperia 1 II/1 IIIと同容量のバッテリーを搭載したXperia 5 IIやXperia 5 IIIのバッテリー持ち評価は決して悪くありません。
というか、同世代のライバル機種と比較してもむしろ優秀です。
もちろん、ディスプレイサイズの違いもあるとは思いますが、このことからこれまでのXperia 1シリーズのいまいちなバッテリー持ちが4K表示に大きく起因していることは間違いないと思われます。
また、Xperia 5シリーズを見る限り、Xperiaフラッグシップのバッテリー持ちは4Kディスプレイさえなければ基本的に優秀、とも言えます。
そういった意味で、最新Xperia 1 IVで2K表示とFHD表示の選択ができる新機能が追加される、というのはかなりバッテリー持ちの向上に大きく貢献。そして機種全体の評価を上げる上でも重要な新機能となりそうです。
もちろん今回の噂が事実であれば、の話ですが。
ソース:Weibo via Reddit
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