
Qualcommは、Appleとのグローバルな特許ライセンス契約を更新すると発表しました。新たな契約は2027年4月1日から発効し、両社の特許を巡る協力関係が今後も継続されることになります。
iPhoneなどにQualcommの通信関連特許を継続利用
今回の契約では、Qualcommが保有する携帯通信や接続技術に関する特許を、Appleが引き続き利用できるようになります。対象はiPhoneを含むAppleの製品ラインアップで、Qualcommのライセンス事業部門であるQualcomm Technology Licensing(QTL)が契約を担います。
QTLのエグゼクティブ・バイス・プレジデント兼ゼネラルマネージャーを務めるJohn Han氏は、Appleとのライセンス契約を延長できることを歓迎するとコメントしています。
QualcommとAppleは2019年、特許使用料やライセンスを巡って世界各地で繰り広げていた大規模な法廷闘争を終結させました。当時の和解には、複数年にわたるQualcomm製チップセットの供給契約に加え、2025年まで有効となる6年間の特許ライセンス契約が含まれていました。
この契約には2年間の延長オプションも盛り込まれていましたが、今回の発表によって2027年4月以降の新たなライセンス契約が正式に設定されることになります。
今回の更新によって、AppleはiPhoneなどの製品を世界各地で展開するうえで、Qualcommが保有する通信関連の標準必須特許(SEP)を引き続き利用できる体制を確保します。2019年の大規模な訴訟を経て関係を修復した両社ですが、特許ライセンスについては今後も協力関係が続く形となりました。

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