Google、Gemini 4の早期リリースを予告 年末より「かなり早い」時期を目指す

Googleは次期フラッグシップAIモデル「Gemini 4」の開発が最終段階に入っており、できるだけ早い時期のリリースを目指していることを明らかにしました。具体的な発売日は示されていませんが、2026年末よりも「かなり早い」時期の提供を目指しているようです。

Gemini 4はすでにポストトレーニング段階へ

Google DeepMindの責任者であるKoray Kavukcuoglu氏は、今週開催された「AI Agenda Live Summit」でThe Informationの取材に応じ、Gemini 4がすでに「ポストトレーニング」の段階に入ったことを明らかにしました。

ポストトレーニングは、基礎的なモデルの学習を終えた後に、実際の応答や振る舞いを調整していく工程です。安全性のテストやガードレールの実装なども含まれており、Google社内ではすでにGemini 4を利用して「Antigravity」を動かすテストも行われているとのことです。

Kavukcuoglu氏は、Gemini 4について、できるだけ早く初期のポストトレーニング版を公開したいという意向を示しています。モデルの成果に手応えを感じており、今後も短いサイクルで改良を続けていく考えです。

一方で、具体的なリリース時期については明言していません。ただし、2026年末よりも「かなり早い」時期の公開を期待していると説明しています。

AnthropicやOpenAIの新モデルに続いて登場へ

今回の発言が注目される背景には、AnthropicやOpenAIがここ数週間で相次いで主要AIモデルをアップデートしていることがあります。

GoogleがAIモデル開発で後れを取っているのではないかとの指摘に対して、Kavukcuoglu氏はGoogle DeepMindのチームに強い信頼を寄せていると説明し、今後もAIの最先端に位置し続けることに自信を示しました。

Googleが最後にフラッグシップモデルを大きく更新したのは2025年11月のGemini 3 Proです。その後、2026年2月にはGemini 3.1 Proが登場し、Flashシリーズなどについても継続的にアップデートが行われています。

一方、2026年夏にはGemini 3.5 Proも予告されていましたが、こちらは正式リリースには至っていません。Kavukcuoglu氏によると、Googleは一度方針を調整し、Flashシリーズに注力していたとのことです。

現在はGemini 4のリリースが優先されており、同モデルが次の大きなフラッグシップ更新になるとみられます。

AGIよりも「信頼できるAIエージェント」を重視

また、今回のインタビューではAGI(汎用人工知能)についても言及されました。

Kavukcuoglu氏は、現在の議論ではAGIそのものよりも「信頼できるインテリジェントエージェントを構築できるか」が重要になっているとの考えを示しています。

Gemini 4がどのような性能や新機能を備えるのかはまだ明らかになっていませんが、ポストトレーニング段階に入ったことで、正式発表に向けた動きが具体化してきました。Googleが「できるだけ早く」とするGemini 4の正式リリース時期に注目が集まりそうです。

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