先ほどシャオミが正式発表をした新型ミッドレンジ、Redmi Note 11シリーズ。
結局、Redmi Note 11、Redmi Note 11S、Redmi Note 11 Pro、Redmi Note 11 Pro 5Gの4モデルが発表され、スペックは全体的に控えめ、といった感じで、この中で5G対応なのはRedmi Note 10 Pro 5Gだけ、という少し意外なラインナップとなりました。
Redmi Note 11シリーズの価格
ただ、その分価格もかなり「控えめ」で、海外での価格は以下の通り:
Redmi Note 11 Pro 5G
6GB+64GB: USD 329
6GB+128GB: USD 349
8GB+128GB: USD 379
Redmi Note 11 Pro
6GB+64GB: USD 299
6GB+128GB: USD 329
8GB+128GB: USD 349
Redmi Note 11S
6GB+64GB: USD 249
6GB+128GB: USD 279
8GB+128GB: USD 299
Redmi Note 11
4GB+64GB: USD 179
4GB+128GB: USD 199
6GB+128GB: USD 229
Redmi Note 11シリーズのスペック一覧
Redmi Note 11シリーズの国内リリース予定は?
ただ、当サイトがとある情報筋から入手した情報によると、国内で少なくとも最上位モデルのRedmi Note 11 Pro 5Gが展開されることは「ほぼ確実」とのこと。(100%ではない模様)
というわけで、今回は国内リリースの可能性が現時点で最も高いRedmi Note 11 Pro 5Gに焦点を当ててみたいと思います。
Redmi Note 11 Pro 5Gに搭載のSD695の実力は?
上のスペック表にもあるように、Redmi Note 11 Pro 5GにはSnapdragon 695 5Gが搭載されます。
Snapdragon 695はクアルコムの600番台では最新のチップで、国内ではXperia 10 IIIやAQUOS sense6/sense5Gなどに搭載されているSnapdragon 690の後継チップ、という位置づけ。
一方、昨年国内でも発売されて前モデルに相当するRedmi Note 10 ProにはSnapdragon 732が搭載されており、単純に型番だけでいうと今回のRedmi Note 11 Pro 5Gのチップセットはダウングレード、ということに。
それだけに、同モデル/同チップの性能は非常に気になることろです。
ただ、SD695搭載のモデルはまだ国内では存在せず、海外モデルでもごく一部のモデルに搭載されているだけで、その性能についてはまだ未知数な部分も。
ただ、すでに同チップセットを搭載しているモデルのベンチマークスコアはいくつか発見されており、以下はHonor X30およびMoto G71 5Gのもの。
シングルコアのスコア平均は660ポイント前後、マルチコアでは1900ポイント弱、とったところでしょうか。
一方、Snapdragon 690搭載で国内で売れ筋のAQUOS sense6のベンチマークスコアはというと:
シングルコアは平均570、マルチコアは1600前後といったところ。
よって、Snapdragon 695 5Gはベンチマークスコア上の性能でSD690よりも2割程度アップしている、ということになります。
前モデル、Redmi Note 10 Proとの比較では?
一方、以下はSnapdragon 732を搭載した前モデル、Redmi Note 10 Proのベンチマークスコア:
こちらはシングルコアが550前後、マルチコアが1750前後といった感じなので、これと比べるとRedemi Note 11 Pro 5Gのベンチマーク性能向上はやや控えめといった感じです。
ただ、SD732が8nmプロセスなのに対しSD695は6nm。そのため、省電力性能といった点では両社にかなり差が出る可能性もありそうです。
ソース:Geekbench、Xiaomi公式サイト
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