
AppleがSafari 27の正式版を公開しました。iOS 27やiPadOS 27、visionOS 27などに対応する今回のアップデートでは、Apple Intelligenceを活用した新機能などが注目されていますが、実はそれ以上に大きな変更となっているのが、1,000件を超える不具合修正です。
Safari 27では新機能の追加だけでなく、これまで長期間にわたって残されていた細かな問題にも数多く手が加えられています。日常的にSafariを使っているユーザーほど、その恩恵を実感できるアップデートになっているようです。
ページが突然ずれる問題を修正
今回の修正内容の中でも、特に分かりやすいのがWebページを閲覧している際のスクロール位置に関する問題です。
記事を読んでいる途中で、上部に広告や画像が読み込まれたことでページ全体が動き、突然スクロール位置がずれてしまうことがあります。Safari 27ではネイティブのスクロールアンカリングが有効になり、新しいコンテンツが途中で読み込まれても、表示中の位置が大きく移動する問題を抑えられるようになりました。
ニュースサイトなど、ページを読み込んだ後に広告や画像が追加されるケースでは、特に効果を感じやすい修正といえそうです。
iPhoneでPDFを拡大した際の問題も解消
iPhoneでPDFを閲覧している際の不具合も修正されています。
これまではPDFを拡大表示したとき、意図せず画面が端へ戻ってしまうような動作が発生する場合がありました。Safari 27では、この問題も修正されています。
さらに、Google DocsなどのWebアプリに関する不具合にも対応しています。文書を編集している際に選択したテキストが突然解除されたり、特定の文字を入力するとカーソルの位置がおかしくなったりする問題が改善されています。
Apple Intelligence関連の新機能だけではない
Safari 27では、Apple Intelligenceを利用してプロンプトからカスタム拡張機能を作成できる機能など、新しい要素も追加されています。
そのため、これまでは新機能を中心とした大型アップデートという印象が強かったものの、実際には既存機能の安定性を高めるための修正も大量に含まれています。
Appleが公開したリリースノートには、今回修正された問題が詳細に記載されており、その数は1,000件を超えます。すべてが一般ユーザーに直接影響するものではありませんが、スクロール位置やPDF、Webアプリの操作など、普段の利用で遭遇しやすい問題も含まれています。
Safari 27は新機能だけを見ると派手なアップデートに見えるかもしれません。しかし、実際には長期間残っていた細かな不具合を大量に修正することで、ブラウザーとしての基本的な使い勝手や安定性を大きく改善したアップデートともいえそうです。


