
「Marvel’s Wolverine」のグラフィック比較から、PlayStation 5 Proのレイトレーシング性能が改めて注目されています。通常のPlayStation 5と比較すると、PS5 Proでは高負荷なレイトレーシングを有効にした状態でもフレームレートへの影響が非常に小さく、Advanced RTモードによる性能低下は約3~4fpsにとどまるとされています。
PSSRとレイトレーシングでPS5 Proが優位に
比較動画では、通常のPS5とPS5 Proで「Marvel’s Wolverine」を動作させ、各グラフィックモードの違いを確認しています。
大きな違いの一つが内部解像度です。Fidelityモードでは2160p~1440p、Performanceモードでは1440p~1080pの範囲で動作します。

PS5 Proでは、さらにPSSRによるアップスケーリングによって画質を引き上げられるほか、レイトレーシングによる反射やグローバルイルミネーションの表現でも優位性があります。
特にAdvanced RTモードでは、光の反射や影などの表現がより強化されており、通常のPS5との差が分かりやすくなっています。
Advanced RTを有効にしても性能低下はわずか
レイトレーシングは処理負荷が高いため、最高画質よりもフレームレートを優先する場合には、Advanced RTを無効にしたくなるところです。
ところが、比較を行ったElAnalistaDeBitsによると、PS5 ProではAdvanced RTを有効にしても性能への影響は約3~4fpsにとどまるとされています。

「Marvel’s Wolverine」のPerformanceモードでは最大100fps、Unlimited VRRにも対応するとされているため、PS5 Proユーザーにとっては、レイトレーシングによる画質向上を受けながら高いフレームレートも狙える構成です。
もちろん実際のフレームレートはシーンによって変動しますが、レイトレーシングを追加したことによる負荷がこれほど小さいのであれば、PS5 ProではAdvanced RTを有効にしたままプレイするメリットが大きそうです。
GTA 6にも期待が高まる
PS5 Proがレイトレーシング処理で高い性能を発揮していることは、今後発売される大作ゲームにとっても興味深いポイントです。
特に「Grand Theft Auto 6」では、広大なオープンワールドをよりリアルに見せるため、レイトレーシングが重要な役割を果たすとみられています。
GTA 6がPS5 Proで60fps動作するかについては現時点で不透明ですが、少なくともレイトレーシングを含む高品質なグラフィックを実現するうえでは、PS5 Proの性能が大きな強みになる可能性があります。
「Marvel’s Wolverine」で確認されたAdvanced RTの処理性能を見る限り、PS5 Proは単純に解像度を引き上げるだけでなく、レイトレーシングを積極的に活用するゲームでこそ、その性能差がより明確になるハードと言えそうです。


