
Nintendo Switch 2向けに、標準搭載の5,220mAhバッテリーを8,000mAhの大容量セルへ交換するサードパーティ製の改造サービスが中国で登場しています。バッテリー容量は約53%増加する計算で、ゲームの長時間プレイを重視するユーザーには魅力的な選択肢となりそうです。
8,000mAhバッテリーへ交換
この改造サービスを提供しているのは、中国・広州を拠点とする販売業者の筷子电玩です。中国の中古品マーケットプレイス「Xianyu」に出品されており、料金は230~280元、日本円では約5,300~6,400円となります。

標準モデルのNintendo Switch 2には5,220mAhのバッテリーが搭載されていますが、今回の改造では8,000mAhのセルに交換します。単純計算では容量が約53%増えるため、携帯モードでの連続使用時間を伸ばせる可能性があります。

ただし、単純なバッテリー交換で済むわけではありません。
内部フレームの加工が必要
8,000mAhの大型バッテリーを本体内部に収めるため、内部のフレームブラケットの一部を切り取ってスペースを確保する必要があります。さらに、加工した部分を削って整えたうえで、絶縁テープを貼ってから本体を組み直すという手順が必要になるようです。
つまり、一般的なバッテリー交換とは異なり、本体そのものに物理的な加工を施すかなり踏み込んだ改造です。
販売側も侵襲的な改造であることを明記しており、施工するとメーカー保証が無効になると説明しています。また、充電時には純正充電器を使用するよう注意を促しており、サードパーティ製の充電器を使用した場合は本体やバッテリーを損傷する可能性があるとしています。
実測では3時間25分~4時間超
出品ページには、50回以上実施したというバッテリー駆動時間のテスト結果も掲載されています。
主に「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」をカカリコ村でプレイし、画面の明るさや音量などを変えて測定したとされています。結果は設定によって約3時間25分から4時間を少し超える程度となっており、標準バッテリーより長い駆動時間を実現できることをアピールしています。
もっとも、実際の駆動時間はゲームや画面設定、通信機能の使用状況などによって変わるため、今回のテスト結果がすべての環境で再現されるとは限りません。
大容量化には相応のリスクも
今回の改造は、5,220mAhから8,000mAhへと大幅に容量を増やせる一方、本体内部を物理的に加工する必要があります。任天堂が公式に提供している改造ではなく、保証も受けられなくなるため、導入には相応のリスクがあります。
また、バッテリーは本体内部の重要な部品だけに、取り扱いや絶縁処理を誤れば故障や安全上の問題につながる可能性もあります。容量の大きさだけを見て導入するのではなく、こうしたデメリットも考慮する必要がありそうです。
一方で、欧州の一部地域では、EUの規制を背景として、ユーザー自身でバッテリーを交換できる仕様に変更されたNintendo Switch 2も販売され始めています。今後この仕様がより広い地域に展開されれば、今回のように本体内部を大きく加工する必要のある改造は、相対的に魅力が薄れる可能性もあります。


