PlayStation撤退を経て描く『OD』と『PHYSINT』の未来 小島秀夫監督がXboxへの感謝を示す

東京ゲームショウのXbox Showcaseにて、小島秀夫監督が登壇し、大きな注目を集めました。PlayStationが『PHYSINT』のパブリッシングから撤退したというニュースが話題となった直後ということもあり、今回の登壇はファンにとって驚きの展開となりました。ステージ上で小島監督は、スタジオのビジョンを信じ寄り添うXboxへ深い感謝を伝えつつ、現在進行中の2つの新作プロジェクト『OD』および『PHYSINT』に関する最新進捗を明かしました。

『OD』で挑む「恐怖の限界値」

小島監督は今年前半にワシントン州レッドモンドのXbox本社を訪問し、Xboxの代表であるアシャ・シャルマ氏とゲームおよびデジタルエンターテインメントの未来について語り合ったエピソードを披露しました。

Xboxとの強固なパートナーシップにより制作が進められているホラー作品『OD』については、開発が極めて順調であることを報告。以前のSAG-AFTRA(全米映画俳優組合)のストライキにより一時中断していたパフォーマンスキャプチャーも再開されているとのことです。

今回のイベントで新規映像の公開はありませんでしたが、幾度もの実験と検証を重ねながら着実に形になりつつあり、本作を通じて「恐怖の限界」に挑む姿勢が強調されました。詳細な情報は今後の発表が待たれます。

究極のスパイクライム『PHYSINT』にビル・スカルスガルドが主演

PlayStationの撤退(予算上の問題や時限独占契約に関する方針が影響したと報じられています)という大きな体制変化を経験した『PHYSINT』ですが、こちらも開発は着実に前進していることが明かされました。小島監督は本作について、自身の40年にわたるキャリアの集大成であり、従来のジャンルの枠を超えたアクション・エスピオナージ(スパイ作品)の概念を再定義する作品になると自信をのぞかせています。

キャスティングや外部クリエイターとの提携が進む中、注目の主演キャストとして『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』などで知られる実力派俳優のビル・スカルスガルド氏が起用されることが発表されました。名前はまだ明かされていない主人公役を彼が演じることになり、衣装を身にまとった姿のチラ見せも行われました。

コジマプロダクションのビジョンを支えるパートナーシップ

ステージの最後、小島監督はコジマプロダクションが描く未来のビジョンを心から信頼し、共に歩む決断をしてくれたXboxに対して改めて感謝の意を表しました。

『メタルギア』シリーズで世界を魅了し、『DEATH STRANDING』で唯一無二の体験を生み出した小島監督。強力なパートナーであるXboxと共に、次に解き放つ『OD』と『PHYSINT』でどのような革新をもたらしてくれるのか、世界中のファンからの期待が高まっています。

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