TECNO、IFA 2026で2製品が受賞 4.9mmのモジュール式スマホと水冷ミニPC

TECNOがIFA 2026で、最新ハードウェア2製品に対して「IFA Global Product Technology Innovation Awards」のゴールド賞を獲得しました。受賞したのは、厚さ4.9mmの超薄型モジュール式スマートフォン「TECNO Modular Phone」と、Tonino Lamborghiniと共同開発した水冷ゲーミングミニPC「TECNO TAURUS(MEGA MINI G1 Pro)」です。

厚さ4.9mmのモジュール式スマートフォン

TECNO Modular Phoneは、「Ultra-Slim Magnetic Modular Technology Innovation Gold Award」を受賞しました。

最大の特徴は、厚さわずか4.9mmという薄型ボディです。ポートを持たないユニボディ構造を採用し、独自の「Modular Magnetic Interconnection Technology」によって、磁石とポゴピン端子を組み合わせたモジュール接続システムを搭載しています。

対応するモジュールは10種類が用意される予定で、必要な機能を本体に直接取り付けて利用できます。モジュールには本体から電力を供給できるため、用途に応じてスマートフォンの機能を拡張できる仕組みです。

本体には3,000~4,000mAhのバッテリーを内蔵し、薄型化と拡張性を両立しています。また、端末のサイズを大きくすることなく、オンデバイスAIの処理を補助・拡張できる設計も採用されています。

この端末はMWC 2026でも注目を集めており、CNETやAndroid Authority、Yanko Design、The Vergeなどからモバイル技術関連の評価を受けていました。TECNOはすでに量産化を予定していることも明らかにしています。

RTX 5060搭載の水冷ミニPCも受賞

もう一つの受賞製品が、Tonino Lamborghiniと共同開発した「TECNO TAURUS(MEGA MINI G1 Pro)」です。

こちらは「Miniaturized Gaming PC Technology Innovation Gold Award」を受賞しました。容量約6.36リットルのコンパクトな筐体に高性能なPCパーツを搭載し、ゲーミング用途を想定した小型デスクトップに仕上げられています。

CPUにはIntel Core i9-13900HK、GPUにはNVIDIA GeForce RTX 5060を採用。GPUは145WのTGPに対応し、DLSS 4や最大614 AI TOPSのAI処理性能も備えています。

小型筐体では冷却性能が課題になりやすいところですが、MEGA MINI G1 Proでは独自の水冷システムを採用しています。高負荷時でもCPUやGPUの動作クロックを維持しやすい設計となっており、コンパクトさと高性能を両立させています。

筐体は縦置きを基本とし、内部を確認できるパノラマ仕様の透明ウィンドウも採用しています。さらに、OCuLinkやUSB4、Wi-Fi 6Eなどを含む15基の拡張ポートを備えるなど、サイズからは想像しにくい高い拡張性も特徴です。

0mmベゼルのスマートフォンなども展示

TECNOはIFA 2026のブースで、受賞した2製品だけでなく、今後の製品開発を示す複数のコンセプトモデルも公開しています。

その一つが「Next-Gen Bezelless Concept Phone」で、ディスプレイのベゼル幅を0mmとするデザインを示しています。また、2in1タイプの「MEGABOOK T15 360 Pro」も展示されました。

今回のIFAでは、4.9mmという極薄ボディと拡張可能なモジュール機構を組み合わせたスマートフォンと、水冷によって高性能を維持する小型ゲーミングPCという、方向性の異なる2製品が評価されました。TECNOはスマートフォンだけでなく、PCを含むハードウェア分野でも独自性を打ち出しており、今後の製品展開にも注目が集まりそうです。

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