
HONORの次期フラッグシップ「Magic 9」シリーズについて、スマートフォンとしては異例の500mm相当となる外付け望遠レンズに対応する可能性が浮上しています。実現すれば、約20.8倍という非常に長い光学ズーム撮影が可能になる見込みです。
これまでスマートフォン向けの外付け望遠レンズでは、vivoが先行してきました。vivo X200 Ultraでは200mm相当のテレコンバーターが登場し、その後のX300 Ultraでは400mm相当まで進化しています。今回の情報が正しければ、HONORはさらに100mm上回ることになります。
500mmレンズで約20.8倍の光学ズームに?
著名リーカーのDigital Chat Station氏がWeiboへの投稿で明らかにした情報によると、HONOR Magic 9シリーズには500mmのテレコンバーターレンズが用意される可能性があります。
35mm判換算で500mmとなれば、約20.8倍の光学ズームに相当します。vivo X300 Ultra用の400mmレンズは約16.6倍相当なので、実現すればスマートフォン向け外付け望遠レンズとして最長クラスの焦点距離になるとみられます。
さらに、Magic 9シリーズに200MPの望遠カメラが搭載されるとの情報も出ています。200MPセンサーを組み合わせることで、センサーの高解像度を生かしたクロップ撮影が可能になれば、最大で1000mm相当、約41.6倍のロスレスに近い高倍率ズームを実現する可能性もあります。
ただし、これは現時点で明らかになっている情報からの推測であり、実際の画質やズーム倍率については正式発表を待つ必要があります。
500mmだけにサイズと重量は気になるところ
一方で、500mmという焦点距離をスマートフォン用の外付けレンズで実現するとなると、携帯性には大きな課題がありそうです。
vivo X300 Ultraの400mmテレコンバーターですら大型のアクセサリーとなっているため、それをさらに上回る500mmレンズは、かなり大きく重い製品になる可能性があります。また、最短撮影距離も数メートル程度になることが予想され、日常的なスマートフォン撮影で幅広く使えるレンズというより、遠距離の被写体を狙うための専用機材に近い存在になりそうです。
そのため、通常のスマートフォン撮影では内蔵カメラを使い、スポーツや野生動物、遠くの建物などを撮影するときだけ500mmレンズを装着する、といった使い分けが現実的でしょう。
200MPカメラや冷却ファンも搭載か
Magic 9シリーズについては、カメラ以外にも興味深い情報が伝えられています。
Digital Chat Station氏によると、カメラグリップや四角形のフロントカメラ、内蔵冷却ファン、小型ディスプレイ付きの約8000mAhバッテリーなどが搭載される可能性があります。
さらに、メインカメラと望遠カメラには、ARRIブランドとの協業による200MPセンサーが採用されるとの情報もあります。
もし500mmテレコンバーターと200MP望遠カメラがセットで登場すれば、Magic 9シリーズは一般的なスマートフォンとは大きく異なる、遠距離撮影に特化したカメラシステムを目指すモデルになるかもしれません。
ただ、500mmレンズのサイズや重量、価格、そして実際の画質がどの程度になるのかはまだ不明です。外付けレンズを含めたカメラ性能をどこまで実用的な形にまとめられるのか、今後の情報に注目したいところです。


