
Appleの次期ハイエンドモデルとなるiPhone 18 Proシリーズについて、大幅な値上げが行われる可能性が浮上しています。市場調査会社のTrendForceによると、iPhone 17 Proの発売時と比較してメモリ関連のコストが約400%上昇しており、Appleが製造コストの増加を吸収しきれない可能性があるためです。
TrendForceの試算では、256GBを搭載するiPhone 18 Proの価格は1,209~1,319ドルになる見通しです。上限まで値上げされた場合、現行モデルからの上昇幅はかなり大きなものになります。
メモリコストが4倍に急上昇
iPhone 18 Proシリーズは、Apple A20 Proチップや強化された冷却システム、可変絞りに対応するメインカメラ、大容量化されたバッテリーなど、複数のアップグレードが予定されています。

しかし、こうした性能向上とは別に、Appleにとって大きな問題となっているのが部品コストです。
TrendForceによれば、iPhone 17 Proの登場以降、メモリの調達コストが約400%上昇しています。Appleはほかの部品について価格交渉を進め、製造コストを抑えようとしているとされますが、メモリ価格の上昇幅が大きいため、すべてを相殺するのは難しいようです。
そのため、256GBモデルについては従来価格から10~20%程度の値上げが必要になる可能性があります。
結果として、最も安価なiPhone 18 Proでも1,209~1,319ドルになるとTrendForceは予測しています。
Appleがコスト増を一部負担する可能性も
ただし、Appleがコスト上昇分をそのまま販売価格に上乗せするとは限りません。
TrendForceは、1,319ドルまで値上げしたとしても、Appleが増加した製造コストの一部を自社で負担し、利益率が低下する可能性があると分析しています。
価格を大幅に引き上げれば、消費者の買い替えサイクルが長期化する可能性があります。特にスマートフォン市場全体で価格上昇が続くなか、Appleにとっても値上げ幅と販売台数、利益率のバランスを取る必要がありそうです。
さらに注目されるのが、Apple初の折りたたみiPhoneとされるiPhone Ultraです。
同モデルは2,099~2,299ドル程度になると予想されており、2TBのストレージを搭載する最上位モデルでは3,000ドルを超える可能性も指摘されています。
iPhone 18 ProはA20 Proと12GB RAMを搭載か
TrendForceがまとめた情報によると、iPhone 18 ProとiPhone 18 Pro MaxにはApple A20 Proチップと12GBのRAMが搭載される見込みです。ストレージ容量は256GBから最大2TBまで用意されるとされています。
ディスプレイには120HzのLTPO AMOLEDが採用され、前面には24MPのセルフィーカメラを搭載するとの予測です。
カメラについては48MPのメインカメラと48MPの超広角カメラが搭載されるほか、iPhone 18 Proシリーズでは望遠カメラも用意されるとみられます。
一方、折りたたみモデルのiPhone Ultraについては、48MPの望遠カメラを搭載しないとの情報もあります。
iPhone 18 Proシリーズは9月9日に正式発表されると予想されています。メモリをはじめとする部品価格の高騰が続くなか、Appleが実際にどの程度の値上げを行うのかは、発表直前まで大きな注目点となりそうです。


