
iPhone 18 Proシリーズに搭載されるとみられる次世代チップ「A20 Pro」について、新たなリーク情報が登場しました。中国のリーカーが公開した基板の回路図とみられる画像から、A20 ProはGPUを7コア構成とし、メモリー周りも強化される可能性があると指摘されています。ただし、今回の情報はチップそのものを確認したものではなく、あくまで基板上の接続位置などから構成を推測したものです。
CPUは6コア構成を維持、キャッシュ容量を増量か
今回注目されているのは、中国のWeiboユーザーが公開した複数の回路図です。画像はA20 Proそのものではなく、チップを基板に接続する位置や端子の配置を示したものとされています。
そこから推測されたA20 ProのCPUは、A19 Proと同じく高性能コア2基と高効率コア4基の計6コア構成になる可能性があります。一方で、高効率コア側のL2キャッシュは増量されるとみられています。
具体的には、A19 Proで6MBとされる高効率コアのL2キャッシュが、A20 Proでは8MBに増える可能性があります。一方、高性能コア側のL2キャッシュは16MBのまま維持されると推測されています。
キャッシュ容量が増えれば、CPUが頻繁に利用するデータをより近い場所に保持できるため、処理性能や効率の向上につながる可能性があります。
GPUは7コアが有力? メモリー性能にも期待
もう一つの大きな変更点として予想されているのがGPUです。
基板上の端子配置だけからGPUコア数を正確に判断するのは難しく、6コア、7コア、8コアなど複数の構成が考えられるとされています。その中でも、今回のリーカーは7コア構成が最も可能性が高いと判断しています。
A19 ProからGPUコアが1基増えることになれば、グラフィック処理性能の向上が期待できます。特にゲームや高負荷な画像処理などでは、GPU性能の強化が体感に影響する可能性があります。
また、今回の回路図からは、A20 Proでメモリーインターフェースも高速化される可能性が指摘されています。CPUやGPUそのものの性能だけでなく、プロセッサとメモリー間のデータ転送を高速化することで、チップ全体の処理効率を高める狙いがあるのかもしれません。
別のリーカーからは、A20 ProについてA19 Pro比で18%高速化し、電力効率が30%改善するとの情報も出ています。ただし、こちらも現時点では公式に確認されたものではありません。
基板の情報だけでは断定できない点に注意
今回のリークで興味深いのは、A20 Proの実物や詳細な仕様表ではなく、基板上の接続パターンから内部構成を推測している点です。そのため、7コアGPUやキャッシュ容量の増加が実際の製品に採用されるかどうかは、まだ分かりません。
リーカーには一定の実績があるとされていますが、このような間接的な情報からチップ構成を読み解くには不確実な部分も多く、現段階では有力な予測の一つとして捉えておくのがよさそうです。
それでも、CPU構成を大きく変えずにキャッシュやGPU、メモリー周りを強化するという方向性は十分に考えられます。iPhone 18 Proシリーズでは、単純なピーク性能の向上だけでなく、消費電力を抑えながら高い処理性能を維持できるかどうかが、A20 Proの重要なポイントになりそうです。


