
先日、ソニーの最新フラッグシップモデル「Xperia 1 VIII」が米連邦通信委員会(FCC)の認証を再通過し、米国での衛星通信に対応することをお伝えしましたが、今回新たに1世代前のフラッグシップモデル「Xperia 1 VII」およびミドルレンジモデル「Xperia 10 VII」の2機種についても、同様にFCC認証を再取得したことが判明いたしました。
■ 新たに「Xperia 1 VII」「Xperia 10 VII」が再認証を取得

今回新たにFCC認証(Class II Permissive Change)を再通過したことが確認されたモデルとFCC IDは以下の通りです。
- Xperia 1 VII(FCC ID: PY7-50337X)
- Xperia 10 VII(FCC ID: PY7-35087R)
公開されたソニーの申請資料(2026年8月21日付)によると、再通過の目的は前回のXperia 1 VIIIと同様、FCC規則に基づく「Supplemental Coverage from Space(SCS)」へのサポート追加となっています。
SCSとは、地上の基地局からの電波が届かない圏外エリアを衛星通信によってカバーする、米国内における通信システムです。これにより、両モデルの日本国内向け端末についても、米国滞在時に現地の衛星通信ネットワークを利用したローミング通信が可能となります。
■ ハードウェア変更はなし、ソフトウェア更新で機能解禁
資料内には、次のような記載が明記されています。
「本変更申請は、FCC規則Part 25に基づくSupplemental Coverage from Space(SCS)のサポートを追加するためのものです。これらのSCS機能はソフトウェアアップデートを通じてのみ追加されます。端末へのハードウェアの変更はありません。」
つまり、すでに販売・使用されているXperia 1 VIIおよびXperia 10 VIIは、発売当初から衛星通信を行うためのハードウェア性能を備えており、今回の法的手続き完了に伴い、今後のソフトウェアアップデートによって米国での衛星通信機能が解禁されることになります。
■ 幅広いモデルで渡米時の「圏外」の安心感が向上

最新の「Xperia 1 VIII」だけでなく、1世代前の「Xperia 1 VII」やミドルレンジの「Xperia 10 VII」にまで対応が広がることで、多くのユーザーが渡米・旅行・出張時にその恩恵を受けられるようになります。
米国の国立公園や郊外といった地上の基地局が届かないエリアでも、現地の衛星通信インフラを通じてシームレスに通信が行えるようになり、渡航時の安全性や利便性が大幅に向上しそうです。今後のアップデート配信時期など、ソニーからの正式発表が期待されます。


