
POCOが、次期フラッグシップモデル「POCO F9 Pro」と「POCO F9 Ultra」に搭載するチップセットを正式に明らかにしました。POCO F9 Proには「Snapdragon 8 Elite Gen 5 Vシリーズ」、上位モデルのPOCO F9 Ultraには「Snapdragon 8 Elite Gen 5」が採用されます。両モデルは9月1日に正式発表される予定で、POCO F9 Ultraについてはすでに日本での発売も公式に予告されています。
ProとUltraで異なるSnapdragon 8 Elite Gen 5を採用
今回の発表で、POCO F9 Ultraには昨年のフラッグシップ向けチップであるSnapdragon 8 Elite Gen 5が搭載されることが正式に確認されました。同チップは前モデルのPOCO F8 Ultraにも採用されており、Ultraモデルについてはプロセッサ性能の面では世代間で大きな変更がないことになります。

一方、POCO F9 Proには「Snapdragon 8 Elite Gen 5 Vシリーズ」が搭載されます。名称が非常に分かりにくいものの、CPU部分は通常版のSnapdragon 8 Elite Gen 5と基本的に同じ構成を採用しているとされています。

違いは主にGPUにあり、VシリーズではGPUのコンピュートユニットが通常版の12基から8基に削減され、GPU用のオンチップメモリも18MBから12MBに縮小されています。
POCO F9 Proは前モデルから大幅な性能向上に期待
前モデルのPOCO F8 Proには、2024年世代のSnapdragon 8 Eliteが搭載されていました。そのため、POCO F9 Proでは非Elite版のSnapdragon 8 Gen 5が採用される可能性も予想されていましたが、今回明らかになったVシリーズは、それを上回る位置付けのチップとなります。
Vシリーズは非Elite版と比較してCPU性能が高く、GPU性能についても同程度になるとみられているため、POCO F9 Proにとっては当初の予想以上に大きな性能アップとなる可能性があります。
一方のPOCO F9 Ultraは、前モデルと同じSnapdragon 8 Elite Gen 5を継続採用することから、チップセット以外のカメラやディスプレイ、バッテリーなどでどのような進化を見せるのかが注目されます。
中国版Redmi K100シリーズをベースにグローバル展開
POCO F9 ProとPOCO F9 Ultraは、中国で発表されたRedmi K100 ProおよびRedmi K100 Pro Maxをベースとしたグローバルモデルになるとされています。
カラーについては、POCO F9 Proに「Aurora Green」、POCO F9 Ultraに「Dark Cherry」が、それぞれイメージカラーとして用意されることも明らかになっています。
9月1日に正式発表、日本発売が決まったUltraにも注目
POCO F9シリーズは9月1日にグローバル発表される予定です。今回のチップセット発表により、少なくとも基本的な性能面での位置付けは明確になりました。
特にPOCO F9 Ultraは日本での発売もすでに公式に予告されているため、国内向けの価格や発売時期、仕様にも注目が集まりそうです。前モデルと同じチップを採用するUltraと、より大幅な性能向上が期待されるProの違いを含め、正式発表で明らかになる詳細が待たれます。


