
ソニーのPS5向け高性能コントローラー「DualSense Edge」に、初のモデルチェンジ版が登場する可能性が浮上しました。米国の政府機関であるFCC(連邦通信委員会)に新たな型番の登録が確認されており、2027年の発売に向けた改良モデルではないかとみられています。
新型は「CFI-ZCP2」か
今回確認されたのは「CFI-ZCP2」という型番です。現在販売されているDualSense Edgeの型番は「CFI-ZCP1」であるため、新たな型番が登録されたことから、後継モデルまたは改良版の登場が予想されています。
ただし、現時点で大幅なデザイン変更や機能追加が行われると判断するのは早そうです。
有力視されているのは、コントローラー内部に搭載されたリチウムイオンバッテリーを、ユーザーがより簡単に交換できるよう構造を変更するというものです。
DualSense Edgeは2023年初頭に発売されて以来、今回が初めての大きなハードウェア改訂になるとみられています。
EUの修理しやすさに関する規制が背景か
今回のモデルチェンジに関係していると考えられているのが、EUで進められている「修理する権利」に関する規制です。
EUでは、充電式バッテリーを搭載する電子機器について、ユーザー自身がバッテリーを交換しやすい設計をメーカーに求める動きが進んでいます。
ゲーム関連製品でもすでに影響が出ており、Nintendo Switch 2や周辺アクセサリーでは、バッテリー交換を考慮した設計変更が行われています。
この規制は2027年に適用される予定であることから、同じタイミングでDualSense Edgeにも対応モデルが登場するのではないかと考えられています。
2027年1月ごろに正式発表の可能性
FCCの登録情報を見ると、一部の関連資料は2027年1月末まで一般公開されない状態になっています。これらの資料には、新しい本体設計やユーザーマニュアルなどが含まれているとされており、公開時期から考えると、2027年1月前後に新型DualSense Edgeが発表される可能性があります。
もっとも、FCCへの登録が確認されたからといって、現時点で発売日や仕様が確定したわけではありません。また、バッテリー交換以外にどのような変更が加えられるのかも分かっていません。
DualSense Edgeは通常のDualSenseよりも高価なプロ向けコントローラーだけに、バッテリーを長期間使い続けたいユーザーにとって、交換しやすくなることには大きな意味があります。
一方で、現行モデルから大幅に進化した新型を期待している場合は、今回の情報だけで過度に期待するのは禁物でしょう。現状では、2027年のEU規制への対応を主な目的としたマイナーチェンジになる可能性が高そうです。
今後、FCCの非公開資料が解禁されれば、具体的なデザイン変更や機能についても明らかになることが期待されます。

