
Googleマップで交通状況を示す色分け表示が消えてしまう不具合が発生しており、Android版やiPhone版だけでなく、Web版でも同様の問題が報告されています。渋滞状況を一目で確認できなくなるため、日常的にGoogleマップを利用しているユーザーへの影響は小さくありません。
渋滞状況を示す色分け表示が消失
今回の不具合では、交通レイヤーを有効にしていても道路上の色分け表示が正常に表示されなくなっています。
Googleマップでは通常、道路の色によって交通状況を確認できます。
- 緑:交通はスムーズ
- オレンジ:やや混雑
- 赤:渋滞
- 濃い赤:深刻な渋滞
- グレー:交通情報なし
しかし現在は、これらの色付きラインが途中で途切れたり、完全に表示されなかったりするケースが多数報告されています。その結果、どの道路が混雑しているのか把握しにくくなっています。
世界各地で同様の報告
最初にRedditへ投稿したユーザーは、突然すべての交通情報が消えたと報告しています。
その後、アメリカのニューイングランド地方をはじめ、タイやインドなど、さまざまな地域のユーザーからも同じ症状が寄せられており、特定の国や地域に限定された問題ではないようです。
一方で、道路工事や通行止めを示す一部のアイコンは正常に表示されているケースもあり、交通レイヤー全体が停止しているわけではなく、一部機能だけに影響が出ているとみられます。
Android版・iPhone版・Web版が影響
今回の不具合はAndroid版とiPhone版のアプリに加え、デスクトップ向けのGoogleマップでも確認されています。
また、ユーザーからは以下のような一般的な対処法を試しても改善しなかったとの報告が相次いでいます。
- アプリのキャッシュやデータを削除する
- シークレットモードのオン・オフを切り替える
- 交通レイヤーを再設定する
- Googleアカウントを変更する
このことから、端末側ではなくGoogle側の問題である可能性が高いと考えられています。
修正までの代替手段は
Googleマップは世界で数十億人規模のユーザーが利用するナビゲーションサービスだけに、今回の不具合の影響は非常に大きいものとなっています。
現時点でGoogleから正式な修正時期は案内されていませんが、不具合が解消されるまでは代替アプリを利用するのも一つの方法です。
Androidユーザーであれば、Google傘下のナビゲーションアプリ「Waze」を利用すれば、コミュニティから寄せられるリアルタイム情報をもとに渋滞や事故情報を確認できます。iPhoneではAppleマップを利用するという選択肢もあります。
今回の不具合は交通情報というナビ機能の中でも重要な部分に影響しているため、Googleには早期の修正対応が期待されます。

