
Samsungが年内の発売を予定しているAndroid XRスマートグラスについて、新たな情報が明らかになりました。
同社は先日のGalaxy Unpackedで製品の一部を披露しましたが、今回はGalaxyスマートフォンやGalaxy Watchとの連携機能、さらに価格帯や設計思想についても言及しています。Metaのスマートグラスとは異なるアプローチを採用することも強調されました。
Galaxyスマホを中心とした体験を重視
Samsungは韓国メディアの取材に対し、新型Android XRスマートグラスは「スマートフォンメーカーが開発した製品」であることが最大の特徴だと説明しています。
Metaがスマートグラスを独立したデバイスとして展開しているのに対し、SamsungはGalaxyスマートフォンを中心としたエコシステムの一部として位置付けているとのことです。
同社によれば、この製品は「ポストスマートフォン」を目指すものではなく、あくまでもスマートフォン体験を拡張するデバイスになるとしています。
Galaxy WatchやGalaxy Budsとも連携
Galaxy Unpackedでは、スマートグラスとGalaxy製品を組み合わせた利用方法も紹介されました。
例えば、Wear OS搭載のGalaxy Watchを使ってジェスチャー操作でスマートグラスをコントロールできるほか、スマートグラスで撮影した写真をGalaxyスマートフォンの通知からすぐ確認できる機能が用意されるようです。
また、音声出力についてもGalaxy Budsを優先して利用する仕組みが採用される予定で、Galaxy製品同士のシームレスな連携を重視していることがうかがえます。
軽量化と耐久性を両立
Samsungは、新型スマートグラスについてGalaxyスマートフォンと同等の耐久性や信頼性を確保しながら、Meta製品よりも軽量で快適な装着感を目指したと説明しています。
スマートグラスは長時間装着することを前提とした製品だけに、軽さや装着性を重視した設計になることは大きなポイントになりそうです。
価格は「プレミアムだが手頃」に
価格についてもSamsungは言及しています。
具体的な価格は明らかにしていませんが、「プレミアム帯ではあるものの、手頃な価格設定を目指す」と説明しました。
なお、比較対象となるMetaの最新スマートグラスは299ドルから販売されています。Samsungがどの価格帯で投入するのかは正式発表を待つ必要がありますが、極端な高価格帯にはならない可能性がありそうです。
プライバシー対策も強化
近年、スマートグラスではプライバシー保護も重要な課題となっています。
Samsungはこの点についても対策を用意しており、録画中を示すインジケーターが覆われた場合や、ユーザーがスマートグラスを装着していない状態では録画機能を自動的に停止する仕組みを採用するとしています。
カメラ付きスマートグラスに対する周囲の不安を軽減するための機能として注目されそうです。
年内の正式発売に期待
Samsung初のAndroid XRスマートグラスは、年内の発売が予定されています。
現時点では詳細なスペックや価格はまだ明らかになっていませんが、GalaxyスマートフォンやGalaxy Watch、Galaxy Budsとの密接な連携を重視する製品になることが今回改めて示されました。
Googleと共同で推進するAndroid XRプラットフォームの普及を占う重要な製品になるだけに、正式発表でどのような機能や価格が明らかになるのか注目が集まりそうです。

