
vivo傘下のサブブランド、iQOOが今年2月に中国で発表したフラッグシップゲーミングスマートフォン「iQOO 15 Ultra」が、グローバル市場への投入に向けて動き始めたようです。最新の認証情報から、同モデルが海外市場向けの認証を取得したことが判明しました。
また、認証データベースには正体不明の新型iQOO端末も登録されており、新たなモデルが投入される可能性にも注目が集まっています。
EEC認証を取得、グローバル発売が近い可能性
今回、ユーラシア経済委員会(EEC)の認証データベースに、「V2546A」と「I2603」という2つのiQOO端末が登録されたことが確認されました。

V2546Aは中国版iQOO 15 Ultraのモデル番号と一致しており、グローバル展開に向けた準備が進んでいることを示す有力な証拠とみられています。
EEC認証はロシアをはじめとするユーラシア地域で製品を販売するために必要な手続きの一つであり、この認証を取得すると正式発表が近いケースも少なくありません。
さらに、インド向けのIMEIデータベースにも関連モデルが確認されており、複数市場で発売準備が進められている可能性があります。
中国発売から約5か月、ようやく海外展開へ
iQOO 15 Ultraは2026年2月に中国で発売されました。
iQOOはこれまでも中国で先行発売した後、数か月遅れて欧州やインドなどへ展開するケースが多く、今回も同様の流れになりそうです。
一方で、スマートフォン市場は製品サイクルが非常に速く、特にゲーミングスマートフォンは競争が激しいカテゴリーだけに、中国発売から約5か月を経ての海外投入はやや遅めとの見方もあります。
冷却ファンやショルダートリガーを搭載
iQOO 15 Ultraの主な仕様は以下の通りです。
- Snapdragon 8 Elite Gen 5
- 6.85インチ LTPO AMOLEDディスプレイ
- 最大144Hzリフレッシュレート
- 7400mAhバッテリー
- 100W有線急速充電
- 40Wワイヤレス充電
- 5000万画素トリプルカメラ
- IP68/IP69防水・防塵
- 内蔵アクティブ冷却ファン
- 感圧式ショルダートリガー
最大の特徴は、本体内部に冷却ファンを搭載している点です。長時間のゲームプレイでも性能低下を抑えやすく、一般的なパッシブ冷却を採用したスマートフォンとの差別化が図られています。
さらに、ショルダートリガーも搭載しており、FPSやレースゲームなどではゲームコントローラーに近い操作性を実現します。
カメラは5000万画素のメインカメラに加え、超広角カメラ、3倍光学ズーム対応のペリスコープ望遠カメラを備え、ゲーミングスマートフォンでありながら撮影性能にも力を入れています。
正体不明の新モデルにも注目
今回の認証では、「I2603」という未発表モデルも確認されています。
現時点では製品名やスペックは一切判明しておらず、リーク情報も存在しません。一部では、新型「iQOO Neo」シリーズのグローバルモデルや、完全な新シリーズとなる可能性も指摘されていますが、詳細は不明です。
今後、各種認証機関やベンチマークサイトへの登録が進めば、このモデルの正体も徐々に明らかになるとみられます。
海外展開の正式発表に期待
EEC認証の取得により、iQOO 15 Ultraのグローバル投入はかなり現実味を帯びてきました。
現時点で発売時期や価格は公表されていませんが、中国で高い評価を受けたゲーミング性能をそのまま海外市場へ投入することになれば、ハイエンドゲーミングスマートフォン市場で存在感を示す1台となりそうです。また、正体不明の新型iQOO端末についても、今後の続報が注目されます。


