クアルコムが廉価版フラッグシップ向けのSnapdragon 8 Elite Gen5新バージョン投入とのリーク

Qualcommが、ハイエンド向けSoC「Snapdragon 8 Elite Gen 5」の新バージョンを2026年内に投入する可能性が浮上しました。著名リーカーのDigital Chat Station氏によると、新たなチップは従来モデルよりも低価格帯のフラッグシップスマートフォン向けに用意されるとみられています。

新モデルは4万円台後半クラスの端末にも採用か

リークによると、新たに追加されるチップの型番は「SM8850-1-AB」。

ベンチマークアプリ「Geekbench 6」での性能は標準版Snapdragon 8 Elite Gen 5とほぼ同等になる一方で、製造コストを抑えた仕様となり、価格が4,000元(約9万円)未満のスマートフォンへの採用を想定しているとされています。

これは現在の標準モデル「SM8850-AC」よりも低価格でメーカーへ供給されることを意味している可能性があり、コストパフォーマンスを重視したフラッグシップモデルが増えるきっかけになるかもしれません。

Snapdragon 8 Elite Gen 5はさらにバリエーション拡大へ

Snapdragon 8 Elite Gen 5には、すでに複数の派生モデルが存在しています。

現在確認されている主なバリエーションは以下の通りです。

  • SM8850-AC:標準版
  • SM8850-5-AC:7コアCPU版(OPPO Find N6に採用)
  • SM8850-1-AD:Galaxy S26シリーズやGalaxy Z Fold8シリーズ向け

今回のSM8850-1-ABが登場すれば、Snapdragon 8 Elite Gen 5としては4種類目のバリエーションとなる見込みです。

近年のQualcommは、同じチップでもメーカーや用途に応じて複数の仕様を展開するケースが増えており、今回もその流れを継ぐ製品になる可能性があります。

Snapdragon 8 Elite Gen 6との差別化が狙いか

今年後半には次世代フラッグシップSoC「Snapdragon 8 Elite Gen 6」の登場も見込まれています。

一方で、2nm世代への移行に伴い、Snapdragon 8 Elite Gen 6は製造コストの上昇から搭載端末の価格も高額になるとの見方が強まっています。

そうした状況の中で、Snapdragon 8 Elite Gen 5の低コスト版を投入することで、メーカーが最新世代ではなく、コストパフォーマンスに優れたハイエンド端末を投入しやすくする狙いがあるのかもしれません。

フラッグシップキラー向けSoCになる可能性

もし今回の情報が事実であれば、この新バージョンは「フラッグシップキラー」と呼ばれる価格を抑えた高性能スマートフォンに広く採用される可能性があります。

現時点ではQualcommから正式な発表はなく、あくまでもリーク段階の情報です。しかし、POCOやREDMI、iQOO、realmeなど、高い性能と価格競争力を重視するメーカーが採用する可能性も十分考えられます。

今後、対応端末や正式な製品名など、さらなる情報が明らかになることが期待されます。

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