
AYANEOが展開するハイエンド携帯ゲーミングPC「AYANEO Next 2」の販売価格が大幅に引き上げられたことが明らかになりました。最上位モデルは5,299ドル(約85万8,000円)となり、携帯ゲーム機としては異例ともいえる価格設定となっています。
クラウドファンディング時より一律約16万円値上げ

AYANEO Next 2は、AMDの高性能APU「Ryzen AI Max+ 395」を搭載したフラッグシップモデルとして開発され、当初はIndiegogoでクラウドファンディングを実施していました。
しかし今年3月、同社はストレージ価格の急騰を理由に予約受付を一時停止。その後は支援者向けに生産状況や納期に関する進捗を報告しており、7月17日の最新情報では、初回予約分の量産が今週から開始される予定であることが案内されています。

一方で、公式サイトにはNext 2が再び掲載され、新たな販売価格も判明しました。
価格は以下の通りです。
- 32GBメモリ/1TB SSD:2,999ドル(約48万6,000円)
- 64GBメモリ/1TB SSD:3,699ドル(約59万9,000円)
- 128GBメモリ/2TB SSD:5,299ドル(約85万8,000円)

クラウドファンディング時の価格は、それぞれ1,999ドル、2,699ドル、4,299ドルだったため、全モデルで1,000ドル(約16万2,000円)の値上げとなっています。
なお、記事執筆時点では64GBメモリモデルのみ購入可能となっており、残る2モデルは注文できない状態です。
圧倒的な性能と引き換えの価格設定
AYANEO Next 2はRyzen AI Max+ 395を採用するほか、ハイエンド仕様で統一された携帯ゲーミングPCとして開発されています。そのため性能面では非常に高いポテンシャルを持つと期待されていますが、最上位モデルが約86万円という価格は、多くのユーザーにとって簡単に手を出せる水準ではありません。

同社は以前、「現在の生産分以降、新たな製造ロットを予定していない」と説明していました。一方で、ストレージ価格が落ち着けば販売を再開したい考えも示しており、今回の公式サイトへの掲載は、その方針に沿った動きとみられます。
今後は他モデルも販売再開されるのか
現時点では、今回の価格が正式な新価格として継続されるのか、あるいは市場価格の変動に応じて再び見直されるのかは明らかになっていません。
また、現在は64GBモデルしか注文できないため、32GBモデルと128GBモデルが今後販売開始されるかどうかも注目されます。
いずれにしても、AYANEO Next 2は性能だけでなく価格面でも他の携帯ゲーミングPCとは一線を画す存在となりそうです。約86万円という価格設定が市場でどのように受け入れられるのか、今後の動向にも注目が集まります。


