
Googleは7月20日、Pixelシリーズ向けに「Android 17 QPR2 Beta 1」の配信を開始しました。
Android 17 QPR1の開発が終盤を迎える中、今回公開されたQPR2 Beta 1は2026年第4四半期、つまり12月に予定されている機能アップデートに向けた最初のベータ版となります。開発者向けの小規模なSDKアップデートも含まれています。
Gemini関連など複数の不具合を修正
今回のアップデートでは、新機能の追加よりも不具合修正が中心となっています。
主な修正内容は以下の通りです。
- Bluetoothのペアリング情報消失後に再接続できない問題
- ロック画面で通知を無効化していてもメディアコントロールが一瞬表示される不具合
- Gemini起動時に端末が突然再起動するシステムクラッシュ
- 複数の指を使ったドラッグ&ドロップ操作でアプリがタッチ入力を受け付けなくなる問題
- 通知が通知パネルから突然消え、再起動するまで表示されなくなる不具合
- 開発者向けAPIやアクセシビリティ関連の不具合
- ウィンドウのぼかし(Blur)エフェクトが正常に表示されない問題
特にGemini起動時の強制再起動は一部ユーザーから報告されていた不具合であり、今回の修正項目に含まれています。
対応機種はPixel 6a以降
Android 17 QPR2 Beta 1は以下のPixelシリーズ向けに提供されています。
- Pixel 6a
- Pixel 7 / 7 Pro / 7a
- Pixel Tablet
- Pixel Fold
- Pixel 8 / 8 Pro / 8a
- Pixel 9シリーズ
- Pixel 10シリーズ
- Android Emulator
一方で、Pixel 6およびPixel 6 Proはサポート終了(EOL)を迎えるため、今回のQPR2 Beta 1は提供対象外となっています。
Googleによると、これら2機種はAndroid 17 QPR1ベータが最後のアップデートになる予定です。
QPR1安定版を待つユーザーはインストールに注意
Android Beta Programへ参加しているユーザーはOTAアップデートでQPR2 Beta 1を受け取れますが、GoogleはQPR1安定版へのアップデートを予定しているユーザーに対し、今回のベータ版をインストールしないよう案内しています。
QPR2 Beta 1へ更新すると、QPR1安定版へそのまま移行することはできず、ベータプログラムを離脱する際には通常どおり端末の初期化が必要になります。
そのため、近日中に配信予定のAndroid 17 QPR1安定版を利用したい場合は、今回のアップデートを見送り、そのまま正式版の配信を待つのがよさそうです。


