Android 17正式配信開始、Pixel 6以降が対象に 新機能と対応機種を総まとめ

Googleが最新OS「Android 17」の正式版配信を開始しました。3か月以上にわたるベータテストを経て、まずはPixelシリーズ向けに順次提供されます。

今回のAndroid 17は、見た目を大きく変えるアップデートではありません。しかし、生産性やマルチタスク機能の強化に加え、セキュリティやプライバシー保護の改善など、日常的な使い勝手を底上げする機能が数多く盛り込まれています。

Pixel 6以降の機種がアップデート対象

Android 17の正式版は、本日より対応するPixel端末へ段階的に配信されます。対象となるのはPixel 6シリーズ以降のモデルです。

対象機種は以下の通りです。

・Pixel 6/6 Pro
・Pixel 6a
・Pixel 7/7 Pro
・Pixel 7a
・Pixel Fold
・Pixel Tablet
・Pixel 8/8 Pro
・Pixel 8a
・Pixel 9シリーズ
・Pixel 10シリーズ

配信は段階的に行われるため、すぐに通知が表示されない場合もあります。手動で確認する場合は、「設定」→「システム」→「システムアップデート」から確認可能です。

また、SamsungやXiaomi、OnePlus、Honorなどの各メーカーについても、今後数か月以内にAndroid 17ベースの独自OSアップデートを展開するとみられています。

新マルチタスク機能「App Bubbles」が登場

今回の目玉機能のひとつが、「App Bubbles」です。

かつてFacebook Messengerのチャットヘッド機能が話題になりましたが、Android 17ではアプリそのものを小さなフローティングウィンドウとして表示できるようになりました。

アプリを完全に切り替えることなく、画面上のバブルをタップするだけで別アプリへ素早くアクセス可能。特に折りたたみスマートフォンやタブレットなど大画面デバイスでは、専用のバブルバーに配置され、より快適なマルチタスク環境を実現します。

メッセージアプリを確認しながら資料を閲覧したり、動画を視聴しながらSNSをチェックしたりと、複数アプリを行き来するユーザーには便利な機能となりそうです。

自撮りと画面録画を同時に記録

新たに追加された「Screen Reactions」も注目機能です。

この機能では、画面録画とインカメラ映像を同時に記録できます。ゲーム実況やアプリレビュー、解説動画などを作成する際、別途編集ソフトを使わなくてもリアクション映像付きの動画を簡単に作成可能になります。

近年増加しているショート動画需要を意識した機能といえそうです。

セキュリティと紛失対策も大幅強化

Android 17では安全性も大きく向上しています。

位置情報については、アプリごとに一度だけ利用を許可する「一時的な位置情報アクセス」が利用可能になりました。常時共有への不安を軽減できるため、プライバシー保護の観点でも重要な改善です。

さらに、「Find Hub」の「紛失としてマーク」機能も進化しました。紛失した端末をロックする際、PINコードだけでなく指紋認証や顔認証による生体認証を要求できるようになっています。仮にPINコードを知られてしまっても、不正アクセスを防ぎやすくなりました。

加えて、「Live Threat Detection」も強化され、不審なアプリや危険な挙動をこれまで以上に高精度で検出。PINコードの入力失敗回数制限や待機時間の設定も細かく調整できるようになっています。

折りたたみスマホやゲーム体験も進化

ゲーム関連機能も見逃せません。

対応タイトルでは、折りたたみスマートフォンを50対50のレイアウトで利用できるようになり、上部にゲーム画面、下部にゲームパッド風の操作画面を表示可能になります。

これにより、携帯ゲーム機のようなプレイスタイルが実現し、折りたたみ端末ならではの価値をさらに高めることになりそうです。

Android 17は派手なデザイン刷新こそないものの、日々の使い勝手を磨き上げた実用性重視のアップデートと言えるでしょう。特にApp Bubblesによるマルチタスク機能の強化や、一時的な位置情報アクセスなどのセキュリティ改善は、多くのユーザーが恩恵を感じられるはずです。

Pixelユーザーはもちろん、各メーカー製スマートフォンを利用しているAndroidユーザーにとっても、今後のアップデート展開に注目したいところです。

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Android 17Pixel
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