
OPPOの新型ミドルハイモデル「Reno 16 Pro」のグローバル版とみられる端末が、ベンチマークデータベースのGeekbenchに登場しました。すでに中国ではReno 16シリーズが発表済みですが、今回の情報によると、海外向けモデルは中国版とは異なるチップセットを採用する可能性が高いようです。
先日には、グローバル版Reno 16がSnapdragon 7 Gen 4を搭載するとみられる情報が浮上していましたが、Reno 16 Proもまた中国版から仕様変更が行われる見込みです。
グローバル版Reno 16 Proの存在を確認
Geekbenchに掲載されたのは、「CPH2863」という型番を持つ未発表のOPPO製スマートフォンです。
これまでの認証情報から、この型番はグローバル版Reno 16 Proに割り当てられていることが判明しており、海外市場向けモデルの実機テストがすでに進められていることを示しています。

今回のベンチマーク情報では、12GBメモリを搭載し、OSにはAndroid 16を採用していることも確認されました。
Geekbenchのスコアは、シングルコアが1,575ポイント、マルチコアが5,889ポイントを記録しています。
中国版とは異なるDimensityチップを搭載
最も注目されるのは、搭載されるプロセッサです。
Geekbenchの情報によると、グローバル版Reno 16 ProはMediaTek製の「MT6899」を採用しています。CPU構成やGPUの情報から、このチップはDimensity 8500である可能性が高いとみられています。
一方、中国で発売されたReno 16 Proには、上位モデル向けのDimensity 9500sが搭載されています。そのため、海外版では性能面で若干異なる仕様になる可能性が出てきました。
ただし、ここで少し気になる点もあります。
中国版Reno 16に採用されているDimensity 8550 Superと通常版Dimensity 8550は、CPUやGPUの構成自体は共通で、主な違いはAI処理性能の強化にあるとされています。そのため、Geekbench上でDimensity 8500系として認識されていても、実際にはDimensity 8550をベースとした派生版である可能性も指摘されています。
現時点では、正式なチップ名について断定するのは難しい状況です。
80W急速充電にも対応へ
Reno 16 Proのグローバル版については、今年3月にTÜV認証にも登場しており、80W急速充電への対応が確認されています。
そのほかの仕様については依然として不明な点が多いものの、中国版と同様に高い充電性能を維持する可能性は高そうです。
また、グローバル市場向けのReno 16シリーズには、「Reno 16」「Reno 16 Pro」に加え、「Reno 16F」が投入されるとの噂もあります。こちらはDimensity 7300を搭載するミドルレンジモデルになるとみられています。
発表は7月上旬になる可能性
複数の情報によると、Reno 16シリーズのグローバル版は7月上旬にも複数の国・地域で正式発表される見込みです。
中国版ではReno 16とReno 16 Proで異なる戦略が採られていましたが、グローバル市場ではさらにチップ構成を変更することで、価格や市場ニーズに合わせた最適化が行われるのかもしれません。
今後数日以内には、OPPOがティザー展開を開始する可能性も高いとみられています。中国版との違いがどこまで広がるのか、Reno 16シリーズのグローバル戦略に引き続き注目が集まりそうです。


