スマートフォンメーカーによる映像機器市場への進出が、新たな段階に入りつつあるのかもしれません。先日、Vivoが2億画素センサーを搭載した小型ジンバルカメラ「Vivo Pocket」を開発中との情報が話題となりましたが、今度はOPPOも同様の製品を準備しているとのリークが浮上しました。

中国の著名リーカーによると、OPPOは現在「OPPO Pocket」と呼ばれる携帯型ジンバルカメラの試作機をテストしており、Vivoと同じく2億画素センサーを採用する可能性があるといいます。
スマートフォンのカメラ技術を応用した新カテゴリーの製品として、注目を集めそうです。
OPPOも「Pocket」プロジェクトを進行中?
今回の情報を伝えたのは、中国のリーカーとして知られるSmart Pikachu氏です。
同氏によれば、OPPOはすでに独自の携帯型ジンバルカメラの開発に着手しており、内部では「OPPO Pocket」と呼ばれているとのことです。
さらに、この試作機には2億画素センサーが搭載されているとされ、Vivoが準備している「Vivo Pocket」と非常によく似た方向性を持つ製品になるとみられています。
また、単に高画素センサーを搭載するだけではなく、OPPOの強みである画像処理技術を活用した高度な撮影機能も盛り込まれるようです。
発売時期についても、Vivo Pocketと同様に2026年後半になる可能性が高いとされています。
Vivo Pocketの情報とも一致
今回のリークを裏付けるような情報も、別の著名リーカーから伝えられています。
Digital Chat Station氏によると、Vivo Pocketの最新試作機には、1/1.1インチサイズの200MPセンサー「LYT901」が搭載されているとのことです。
さらに、スマートフォンのイメージング技術をベースにしたハードウェア設計が採用されるとも伝えられており、「スマホカメラをそのまま専用機にしたような製品」を目指している可能性があります。
同氏は以前から、OPPOも類似プロジェクトを進めており、年内にも投入される可能性があると指摘していました。今回のSmart Pikachu氏の情報は、その見方を補強する内容と言えるでしょう。
DJI Pocketのライバルになる可能性も
Vivo Pocketについては、過去に公開された特許資料から、そのデザインがDJIの人気製品「DJI Pocket」シリーズに近いことが判明しています。
小型ボディに3軸ジンバルを搭載し、片手で本格的な動画撮影を楽しめるスタイルになるとみられています。
一方、OPPO Pocketの具体的なデザインはまだ明らかになっていません。しかし、Vivoと同様にコンパクトな筐体を採用しつつ、スマートフォンで培った画像処理技術やAI機能を生かした撮影体験を提供する可能性は高そうです。
近年はスマートフォンのカメラ性能が大幅に向上したことで、専用カメラとの境界線が曖昧になりつつあります。その一方で、ジンバルによる高い手ブレ補正や長時間撮影への需要は依然として存在しています。
こうした背景から、スマホメーカーが新たな映像機器市場へ参入する動きは今後さらに活発化するかもしれません。
現時点では、OPPO Pocketはあくまで開発段階の製品に過ぎません。しかし、複数の有力リーカーがその存在に言及していることを考えると、正式発表はそう遠くない可能性もあります。DJI Pocketの牙城に、OPPOやVivoがどのような形で挑むのか、今後の動向に注目したいところです。

