スマホの通信速度が一番速いのは何県?下り最速は北陸、都市部でも意外な結果

全国47都道府県を対象に実施された5G通信速度の実測調査により、地域ごとの通信品質の差が改めて浮き彫りになりました。調査は2025年夏から年末にかけて行われ、主要4キャリアの5Gネットワークについて、通信速度や受信状況、遅延時間などを多角的に検証しています。

下り通信速度は北陸勢が上位を独占

調査結果によると、4社平均の下り通信速度で最も高速だったのは石川県で、平均193.7Mbpsを記録しました。これに福井県、山形県が続き、いずれも190Mbps前後の高い数値を示しています。都市部が必ずしも有利とは限らず、地方でも快適な5G通信環境が整っている地域があることがうかがえます。

一方、下り通信速度が伸び悩んだのは栃木県で、平均83.4Mbpsにとどまりました。山梨県、長野県も100Mbpsを下回り、全国平均の140.2Mbpsと比べると差が大きい結果となっています。

5G受信率は兵庫県がトップ、地域差も顕著

測定地点のうち5G通信を受信できた割合では、兵庫県が92.7%でトップとなりました。熊本県、東京都も高い水準を維持しており、人口規模や都市化の度合いだけでなく、基地局整備の進捗が大きく影響していることが分かります。

その一方で、山梨県は5G受信地点比率が4割未満にとどまり、地域間での体感差が依然として残っている状況です。全国平均は67.9%となっており、5Gが十分に使える場所はまだ発展途上と言えそうです。

遅延時間は首都圏が優位、リアルタイム性に差

通信の快適さを左右するレイテンシでは、神奈川県が最短となり、13.2ミリ秒を記録しました。東京都、埼玉県も僅差で続いており、首都圏エリアの強さが目立ちます。

一方、沖縄県は40ミリ秒を超え、リアルタイム性が求められる用途では不利になる可能性も示されました。全国平均は23.1ミリ秒となっています。

キャリア別では得意分野が明確に

事業者別に見ると、NTTドコモは石川県、auは福井県、ソフトバンクは秋田県でそれぞれ下り通信速度の最高値を記録しました。楽天モバイルは下り速度では他社に及ばないものの、レイテンシの数値が比較的良好である点が特徴です。

なお、今回の調査では全国729地点すべてで4Gまたは5Gの電波を確認しており、圏外となる地点はありませんでした。

今回の結果から、5Gは全国的に普及が進む一方で、通信速度や安定性には依然として地域差が存在することが分かります。今後のネットワーク整備によって、こうした差がどこまで縮まっていくのか注目されます。

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