
私たちのオンラインアカウントは、今やデジタル生活そのものを支える重要な存在です。しかし、その分だけ攻撃の対象にもなりやすく、日々多くのサービスが不正アクセスの脅威にさらされています。最新の調査により、特に米国で狙われやすいプラットフォームが明らかになりました。
最も被害報告が多いのはGoogle
Click Insightが、2024年11月から2025年10月までの検索トレンドを分析した調査によると、最も「ハッキングされた」と検索されているのはGoogleアカウントでした。月間の関連検索数は約8万4,000件にのぼり、他のサービスを大きく引き離しています。
GoogleアカウントはGmailやGoogle Drive、YouTubeなど複数のサービスと直結しており、一度侵害されると被害が連鎖しやすいのが特徴です。ハッカーにとっては、まさに「入口」として価値の高い存在と言えます。
Facebookが2位、Robloxが3位に
2位に入ったのはFacebookで、月間約4万件の検索が確認されています。利用者数の多さから、今もなお格好の標的となっているようです。
3位は意外にもゲームプラットフォームのRobloxでした。米国では利用者の約4割が13歳未満とされており、セキュリティ意識の低さを突かれやすい点が影響していると考えられます。
InstagramやMicrosoftも上位に
ランキング上位には、InstagramやMicrosoftアカウントも名を連ねています。InstagramはSNSとしての影響力が大きく、個人情報だけでなく、なりすましや詐欺への悪用も多いのが現状です。
Microsoftはメールやクラウド、業務ツールと紐づいているケースが多く、個人・法人を問わず被害が広がりやすい点が特徴です。
ハッキング関連検索数の上位10サービス
調査で明らかになった、ハッキング関連検索数が多いプラットフォームは以下の通りです。
- 1位:Google
- 2位:Facebook
- 3位:Roblox
- 4位:Instagram
- 5位:Microsoft
- 6位:Snapchat
- 7位:Apple
- 8位:Amazon
- 9位:TikTok
- 10位:Fortnite
SNSやゲーム、EC、OS関連アカウントまで幅広く含まれており、特定のジャンルだけが危険というわけではないことが分かります。
今こそアカウント防御の見直しを
こうした状況を踏まえると、単純なパスワードだけに頼るのは非常に危険です。調査記事でも、二要素認証の有効化や、パスキーに対応したパスワードマネージャーの利用が強く推奨されています。
どのサービスを使っているかに関わらず、アカウントの安全性を高めることは、デジタル生活を守る基本です。今回のランキングをきっかけに、自身のセキュリティ設定を一度見直してみる価値はありそうです。


