Nothing Phone 3に最新アップデート配信 Glyph Toy復活やUI改善、12月セキュリティパッチも適用

Nothingは、Nothing Phone (3)向けに最新のシステムアップデートを配信しました。今回のアップデートでは、視覚面の改善から使い勝手の向上、不具合修正、セキュリティ強化まで、幅広い内容が盛り込まれています。

Always On Glyph Toyが復活、視覚演出を強化

今回のアップデートで注目されるのが、Always On Glyph Toyの挙動変更です。これまで一定条件で消灯していたGlyph Toyが、手動でオフにするまで常時表示される仕様となり、Nothingらしい演出をより楽しめるようになりました。

バッテリー表示やダークモードなどUI面を改善

UI関連では、バッテリーアイコン内に残量の数値が直接表示されるようになり、視認性が向上しています。また、Extra Darkモードも最適化され、より多くのシーンで見やすく調整されました。音量キー操作時のスライダーアニメーションや、レコーダーアプリの波形・ホイール表示も滑らかになっています。

デュアルSIMやGlyph関連機能の使い勝手が向上

機能面では、デュアルSIM利用時にSIMごとに異なる着信音を設定できるようになりました。さらに、カメラ使用時のGlyph Mirrorの安定性が向上し、ポケット内誤作動を防ぐGlyph Interfaceの検知ロジックも改善されています。

不具合修正とシステム全体の安定性向上

不具合修正では、撮影モード切り替え時に動画エンコード設定がH.265からH.264に戻ってしまう問題が解消されました。このほか、Android Auto使用時に車載ディスプレイがフリーズする不具合や、AOD表示中に歩数計ウィジェットのアニメーションが続いてしまう問題なども修正されています。周辺Wi-Fiネットワークの検索速度も向上しました。

12月分セキュリティパッチを適用、アップデート容量は約1.28GB

今回のアップデートでは、2025年12月分のAndroidセキュリティパッチも適用されています。アップデート容量は約1.28GBと比較的大きめですが、インストール中に一時的な発熱や消費電力の増加が発生しても、完了後は通常状態に戻ると案内されています。

Nothing Phone (3)の個性をより引き立てつつ、日常使用の快適さを底上げする内容となっており、安定性を重視するユーザーにとっても重要なアップデートといえそうです。すでに適用した方は、体感的な変化にも注目したいところです。

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Nothing/CMF Phone
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