OPPO Find X9のタッチ決済不具合を公式が認める 年内アップデートで改善予定

国内で発売されたばかりの「OPPO Find X9(SIMフリー版)」について、Google ウォレットのタッチ決済が利用できないとの不具合報告が相次いでいます。これを受け、OPPOの日本公式Xアカウントが本件に関するお知らせと謝罪を投稿し、現在調査と対応を進めていることを明らかにしました。

Google ウォレットのタッチ決済が設定できない事象を確認

OPPO Japanの公式発表によると、一部のOPPO Find X9端末において、Google ウォレットを利用したタッチ決済が設定できない不具合が確認されているとのことです。ただし、モバイルSuicaやPASMOなどの交通系IC機能については、従来どおり正常に利用できるとしています。

実際、SNSや掲示板などでも、クレジットカードやQUICPayをGoogle ウォレットに追加しようとするとエラーが表示され、設定が完了しないといった報告が複数見られていました。

年内実施予定のソフトウェアアップデートで改善へ

OPPOは公式サイト上のアップデート案内ページにおいて、本不具合についてすでに調査を完了し、原因を特定したと説明しています。年内に配信予定のソフトウェアアップデートによって改善される見込みで、アップデートの準備が整い次第、改めて案内するとしています。

なお、2025年12月26日より順次配信が開始されている最新アップデートでは、バージョン番号「CPH2797_16.0.2.405(EX01)」、ColorOS 16(Android 16)への更新が行われており、一部不具合の修正や2025年12月分のAndroidセキュリティパッチが含まれています。ただし、タッチ決済の問題については、今後の追加アップデートでの対応となる見通しです。

当サイトでも先日この問題を報道

このOPPO Find X9のタッチ決済トラブルについては、当サイトでも先日、「Google Payのタッチ決済でクレジットカードが登録できない事例が相次いでいる」としてすでにお伝えしています。交通系ICは問題なく使える一方で、クレジットカード関連のタッチ決済に限定して不具合が出ている点や、過去モデルでも発売直後に同様の事象がアップデートで改善された経緯があることを紹介しました。

今回、メーカー公式が不具合を認め、改善時期の目安を示したことで、ユーザーにとっては一定の安心材料となりそうです。

日常的にクレジットカードのタッチ決済を利用しているユーザーにとっては不便な状況が続いていますが、Felica機能全体が使えないわけではない点は救いと言えるでしょう。今後配信予定のソフトウェアアップデートでどこまで改善されるのか、引き続き注目されます。

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Oppo不具合・バグ
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