
睡眠中の脳波を測定できるイヤホンとして、NextSenseから新製品「Smartbuds」が登場しました。独自の機能に加え、月額制のサブスクリプションが用意されており、ユニークな運用方法でも注目されています。
臨床レベルの脳波センサーで深い睡眠をサポート
Smartbudsには6つの臨床グレードの脳波センサー(EEG)が内蔵されており、睡眠中の脳波をモニタリングします。取得したデータをもとに、脳が最も回復力の高い深い睡眠状態を維持できるよう調整されたピンクノイズを再生します。また、加速度センサーで睡眠トラッキングも行い、専用アプリでデータを確認できます。イヤホン単体で約9時間の使用が可能で、ケースを使えば4回のフル充電が可能です。

Bluetooth接続で通常の音楽やオーディオを再生することもでき、形状はGoogle Pixel Buds Pro 2に似ています。特に横向きで寝る人にとっては、装着感とフィット感が重要で、大きすぎるイヤホンは不快感や痛みの原因になることがあります。
月額サブスクでイヤーチップとフィット感を最適化
EEG搭載のウェアラブルはこれまでにもありましたが、睡眠用イヤホンとしてはSmartbudsが初めてです。従来はMuseなどのヘッドバンド型製品が中心で、集中力や学習、運動能力の向上を目的としていました。
Smartbudsの販売価格は通常300ドルですが、現在は249ドルで提供されています。加えて、イヤホンは月額15ドルのサブスクリプション契約が推奨されており、これはデータ利用や機能ではなく、イヤーチップや特別な導電性ウィングの月次交換を目的としています。これによりEEGの接続が安定し、清潔な状態で使用できるよう設計されています。同様の健康・フィットネス向けサブスクとしては、Fitbit Premium(月額10ドル)やOura Ring 4(月額6ドル)が挙げられます。
iOS専用アプリでのデータ管理
Smartbudsは現在購入可能ですが、専用アプリは現時点でiOSのみ対応です。Android版アプリの開発状況やリリース時期について、NextSenseは公式に発表していません。
脳波センサーを搭載した睡眠用イヤホンという新しい試みと、独自の月額サブスクによる運用は、今後のウェアラブル市場において注目されるモデルとなりそうです。


