
ゲーミングスマホブランド「RedMagic」に、未発表の新モデルが登場する可能性が浮上しました。中国の認証機関TENAAの公開情報から、モデル番号「NX799J」として登録された端末が見つかり、仕様の多くが明らかになっています。名称は明かされていませんが、スペック構成から “RedMagic 11 Air” とみられています。
厚み7.85mmで約7,000mAh 薄型ボディでも大幅に電池強化
TENAAのデータによると、NX799Jは 厚さ7.85mm のスリム設計ながら、定格6,780mAh(公称約7,000mAh)の大容量バッテリーを搭載。これは、今年4月に発売された RedMagic 10 Airのバッテリーから約16%増量 にあたり、重量もわずか 207g と、前モデル比でほぼ変化がありません。

同シリーズの薄さを維持しながらバッテリー容量を大幅に強化している点は、ゲーミング用途だけでなく、一般ユーザーにとっても大きな改善となりそうです。
6.85インチの高解像度ディスプレイ サイズは前モデルよりコンパクトに
ディスプレイは 6.85インチ/2,688×1,216ピクセル と高解像度で、現行のRedMagic 10 Airよりも若干短く、横幅も抑えられる模様です。つまり、画面サイズは維持しながら本体の取り回しが向上する可能性があります。

カメラ構成は、50MPメイン+8MPサブに加え、用途不明の三つ目のリアカメラを搭載。フロントは16MPと記載されています。
Dimensity 9500搭載か 最大24GB RAM/1TBストレージの可能性も
今回の認証情報で最も注目したいのは、搭載チップが MediaTek Dimensity 9500 と記されている点です。最大 24GB RAM / 1TBストレージ にも対応するとされ、フラッグシップ級の構成となっています。
Dimensity 9500は、前世代のRedMagic 10 Airが採用していたSnapdragon 8 Gen 3と比較して、ベンチマーク上で最大35%前後の性能向上が期待できる とされており、ゲーム性能もさらに強化される見込みです。
現時点でNubia側からの公式発表はなく、発売日や市場展開も不明のままです。しかし、認証情報の公開により登場は間近とみられます。
薄型×大容量×高性能という特徴から、 “Air” の名にふさわしいアップグレードモデルになる可能性が高そうです。

