
Samsungが来年のフラッグシップ「Galaxy S26」の筐体デザインを微調整していることが分かりました。シリーズ構成の見直しに伴い、従来の試作機から厚みなどが変更されていることが、最新CADデータから明らかになっています。
試作段階でわずかに厚く カメラ周りも追加調整か
最新のプロトタイプでは、本体サイズが149.5 × 71.6 × 7.24mm、カメラ部を含めると10.44mmとなっています。以前確認されていた試作機は149.3 × 71.4 × 6.96mm(カメラ部含め10.23mm)だったため、厚みが約0.28mm増した形です。
わずかな差ではありますが、内部構造の補強やカメラの安定性向上など、最終段階のハードウェア調整が行われている可能性があります。時期的にも11月中旬であることを考えると、この仕様が量産版に最も近いとみられます。
「S26 Pro」廃止によるデザイン再編
Galaxy S26シリーズは、当初「S26 / S26 Pro / S26 Edge / S26 Ultra」という構成と噂されていました。しかしその後、SamsungはS26 Proをキャンセルし、ベースモデルを微調整したうえでリリースする方針へ転換。その過程で筐体デザインにも変更が入ったとみられます。
実機画像はまだ出回っていませんが、有名リーカーIce Universeが共有したスケッチは一つ前の試作機のものとされ、今回の数値とは少し異なっているようです。ただ、全体の見た目は大きく変わらないもようです。
フラットディスプレイ+3眼カメラ、S26の基本形は継続
現時点の情報を整理すると、Galaxy S26は前面フラットディスプレイに中央パンチホール、薄型の均一ベゼル、フラットフレーム、右側面に物理ボタンという構成。背面は左上に縦配置の3眼カメラを搭載し、S25とは異なる一体型のカメラアイランドを採用する可能性があります。
また、シリーズ共通の機能として、内部にマグネットを備える仕様も継続するようです。最新の情報では、S26シリーズの発表は2026年1月下旬、発売は2月となる可能性が高いとされています。
Samsungは細かな調整を繰り返しながら、S26の最終デザインを固めている段階に入ったとみられます。今後、実機画像やモックアップが出回れば、より具体的な外観が見えてきそうです。


